本場 小千谷の「麻絽襦袢」
雪国越後(新潟)、小千谷の本麻長襦袢です。
麻、綿麻、芭蕉布、絹芭蕉など
シワを上手に楽しむ素材のきものに合わせます。
小千谷麻絽襦袢 No.1 ピンク
長さ10.5m
参考上代 63,000円(税別)
小千谷麻絽襦袢No.2 生成り
小千谷麻絽襦袢No.3 ブルーグレー
長さ10.5m
参考上代 2点共 63,000円(税別)
写真掲載色の他
白・薄グレー・薄緑 がございます。
麻100%
しかも、絽です。
軽やかで、熱がこもらず、さらりとした肌触りで
気持ち良くお召しいただけます。
この麻絽襦袢はご家庭で水洗いできます。
汗などを洗わずに長時間置いておくと
変色や黄変のもとになりますので
こまめに洗えるのは嬉しいですね。
はじめに、お洗濯前に
袖の中(袂)のなかを見てみましょう。
小さなホコリなどが入っていたら
取り除いておきます。
以下、商品に添えられている取扱いの注意点
からお洗濯について抜粋いたします。
□洗濯機の場合
軽くたたんで洗濯ネットに入れ、
漂白剤を含まない中性洗剤を少量使い、
ソフト(手洗い)コースなどでお洗い下さい。
よくすすいだ後、脱水も弱く短めにします。
乾燥機などは使わずに、
すぐにきものハンガーに掛けて
手で形を整えながら風通しの良い日陰に干し、
半乾きのうちにアイロンをお掛け下さい。
□手洗いの場合
水又はぬるま湯に浸し、
優しく押し洗いします。
けっしてゴシゴシとこすらないで下さい。
最初のお洗濯で
おもに身丈が多少詰まります。
また色物は長時間の漬け置きや、
濡れた状態に放置しますと
色のにじむ場合もあります。
以上のような注意点の他、
摩擦により、スレや毛羽立ちが起こりやすいという
麻の特性をご理解いただき、
やさしくお取扱いいただき、末長くご愛用下さい。
ご心配な方はきものお手入れ専門店にご依頼下さい。
名匠庵でも麻製品のクリーニング、
お手入れをお受けしております。
半衿を「小千谷麻絽の半衿」(5,000円 税別)
にしますと本当に涼しくお召しいただけます。
お色の確認、お仕立ての打ち合わせなど
名匠庵ご来社のご予約はメールまたはお電話(052-772-4682)でどうぞ。
山中温泉 「名匠展」無事終わりました。
愛知県からお越しのお客さまは観光を楽しみつつ
昨日無事お帰りになりました。
遠方よりご参加くださり、ありがとうございました。
黄八丈や郡上紬、伊那紬など今では希少な紬や
丁寧な蒔糊が施された東敏男さん製作の訪問着など、
手に取ってご覧いただき、製作工程などを
ご説明させていただきました。
お誂えをご用命くださいましたお客さま、
仕立て上がりをどうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
又、山中温泉 「花紫」「こおろぎ楼」 両お宿、
帝産トラベル、東神観光バスのスタッフのみなさま、
この度は大変お世話になりました。
私どもスタッフも撤収を済ませ、
昨日無事に帰って参りました。
昨日のこおろぎ橋の景色は、、、。
3月に下見に訪れた時には
対岸に見えていた「無限庵」の建物が、
新緑に覆われ、見えなくなっていました。
ところでその「無限庵」。
展示会の日を含め3日間にわたり長時間滞在しておりまして、
とても愛着が湧いてしまいました。
一般の入館者の方に、係の方が館内を解説しながら
案内してくれるのですが、それを何度も耳にするうち
無限庵の見どころをすっかり覚えてしまいました。
きっと観光で、解説なしで立ち寄ったとしたら
見逃してしまっていたかもしれません。
観光で訪れた場所をささっと通り過ぎず、
もっとじっくり味わうように過ごしたいと、反省しました。
無限庵の中で個人的にお気に入りの場所
もとは湯殿だった場所。
今は所蔵品を展示しているお座敷になっています。
こんな窓、見たことありません。
またいつか、訪れたい場所が一つ増えました。
公益財団法人 無限庵
石川県加賀市山中温泉下谷町口6
0761-78-0160
山中温泉 無限庵にて
今年3月14日の名匠庵の日々で触れましたが
明日6月3日(土)に
石川県山中温泉の名建築「無限庵」で
水無月名匠展を開催いたします。
主に東海地方のデパート、小売店のお客さまを
お招きして開催いたします。
今日はその準備日。
大広間に設営させていただきます。
「黒柿の手すり」や「北山杉の柱」など
貴重な建材が随所に施されていますので、
注意深く運び入れます。
当然台車は使えませんので、全て手作業です。
設営完了!
ここは会場の、ほんの一部です。
レトロな一枚ガラスごしの新緑を楽しみつつ
東西の染織作品をご覧いただけます。
今回は
加賀友禅、
日本工芸会所属の作家さんの作品、
芭蕉布などの趣味のきもの、
創作小紋や和装小物などなど
厳選してご披露します。
明日、晴れますように。