歌川広重
今年、平成29年。
浮世絵師の歌川広重は生誕220周年を迎えるそうです。
愛知県安城市安城町の「安城市歴史博物館」で
7月22日(土)〜9月3日(日)まで 特別展
「生誕220年 広重 雨、雪、夜 風景版画の魅力をひもとく」
が開催されます。
8月5日の名匠展に、
豊橋市のお客様をバスでご案内して、
展示会、ご昼食、博物館見学でおもてなしする
ミニバスツアーを計画していまして、
博物館の下見のため安城に出掛けてきました。
※この日は7月22日の開催に向け準備中でした
同じ愛知県内ですが安城市を訪れる機会はあまりなく
歴史博物館は初めて訪れました。
こちらは、松平氏四代50年の居城跡を整備した
安祥城址公園「安祥文化のさと」の中にあります。
安城の歴史を大切にしていること、
地元の歴史を現代、後世に伝えたいという思いが
博物館受付担当の方のお話しぶりから伝わってきました。
ところで歌川広重は「雨の画家」ともいわれています。
「雨の庄野」「雪の蒲原」など雨や雪が
印象的な作品が数多く残っています。
今回、保永堂版「東海道五拾三次之内」全揃や
全国の名所絵など154点が会期中、
前・後期に分けて展示されるそうで、
特に作中の雨、雪、夜に注目した構成となっているそうです。
広重の風景版画の中の登場人物の感情に想いをはせつつ
版画の中の様々な仕掛けを読み解くことが出来そうですね。
また、名匠展バスツアー当日の8月5日は
「安城七夕まつり」も開催されています。
風にそよぐ七夕飾りを
バスの車窓からお楽しみいただけるかなと思います。
さて、広重にちなみ
染なごや帯をご紹介します。
歌川広重 東海道五十三次之内 四日市 より
一珍染 なごや帯 参考上代248,000円(税別)(帯芯、仕立代別)
東海道四日市宿近く、
三重川(三滝川)辺りの風景を描いた
広重の「四日市」をイメージした染め帯です。
他に「箱根」「京都」など数種類あります。
染帯を実際にご覧いただけますので
どうぞメールにてご予約の上ご来社ください。