初夏の衣替え
最近衣替えや、単衣時期の着こなしについての
お問い合わせが多くなってきました。
6月1日の「衣替え」を境に単衣のきものを着る、
ということがルールとして存在しています。
では、5月31日が猛暑日だったら?
以前でしたら、
その方のお出掛け先などを伺った上で
ルール通りが無難です。とか、
ご同行の方々と相談してひとり浮かないように…、
などとお伝えしていました。
6月1日が衣生活の季節の境目であることは
今も変わりはないのですが、
それよりも衣替え前の
4月の中頃〜5月末のこの時期は
朝晩ひんやりする日があったり
とんでもなく暑い日があったりしますよね。
最近は、この「迷う時期」は
体感に合わせて袷を着たり単衣を着ても
良いとお伝えしています。
では。
もしも6月1日を過ぎて肌寒い日があったら?
この時には、袷のきものはもう着ません。
肌寒い時、冷房が強い時は
薄地のコートやストール、肌着などで調整をしてください。
「季節の先取り」として
「早めに単衣」は良いのですが
衣替えの日を過ぎたら
もう袷のきものは
10月の「秋の衣替え」まで
お手入れをして、どうぞ大事に保管してください。
聖火 通過中
東京2020オリンピック聖火リレーが
4月5日、6日
愛知県にやってきました。
このあと三重、和歌山、奈良…と続き
全国を巡って7月9日に東京へ。
そして
7月23日の開会式当日まで、
15日間かけて
東京都内の全62市区町村を
聖火リレーが繋がっていきます。
見たい!応援に行きたい!
との思いを胸にしまい、
ライブ中継を見ていました。
…2年前、
2019年の年末、営業部長が
国立競技場のオープニングセレモニーに
出掛けた際、隣接するオリンピックミュージアムで
撮影したトーチをこちらに載せておきますね。
東京2020オリンピック 聖火トーチ
日本オリンピックミュージアムにて 撮影:渡部
東京2020オリンピック 聖火トーチ
東京2020パラリンピック 聖火トーチ
東京2020パラリンピック 聖火トーチ
無事に、国立競技場へ繋がりますように!
京都の桜
久しぶりに京都に来ています。
メーカーさんへのお支払いや
加工の職先との打ち合わせを
してきました。
途中、
二条城正門「東大手門」沿いの
外堀川にて。
正門。夕方で閉まっていますね。
ぽってりとした、この可愛い桜は…
松月(ショウゲツ)。
「緑色の葉と白い花を松と月に見立てたと思われる」
だそう。
そしてこちらは
普賢象「フゲンゾウ」。
「花の重みで枝が垂れ下がるさまを
普賢菩薩が乗る白象にたとえ…」
とあります。
いつも車で通り過ぎるだけでしたが
名の由来を知れば
この桜の樹への愛着が湧いてきます。
この道を通る楽しみがひとつできました。