足も変化します。
若い頃に作った長襦袢の丈が長く感じたら
医療機関で骨粗鬆症の検査を、
とお伝えしました。
同じように
以前より足袋がゆるく感じる、
逆に足袋がきつくてはけない、
草履がなんだか大きく見える、
草履で歩きづらい、
靴のサイズを下げた、上げた、
という方は
足袋と草履のサイズもぜひ見直してください。
足もずっと同じサイズということはなく、
小さくなってしまったり
むくんでしまったり、
外反母趾などで変形することもありますよね。
足のサイズや形は少しずつ変化していきますので
自分でなかなか気づけないものです。
足袋や草履で過ごすことも日常では
なくなっていますのでお時間のある時に
足袋や草履に足を通してみてください。
ちょうど良い草履は、かかとが1㎝くらいでます。
昔かかとが出ていたけれど今出ないなら、
草履のサイズを下げた方が良いですね。
サイズの合わない草履で歩くのは危険です。
足袋はゆるいとシワが目立ちますし
きついのを無理に履くのはつらいですよね。
足袋は素材やサイズもさまざまです。
いちばん細い「ささ型」と
いちばんゆったりした「ふっくら型」では
同じ23㎝でもずいぶん違います。
名匠庵では福助足袋の試し履き(右足)が
各サイズ揃っています。
足に合った足袋をお探しでしたら
ぜひご来社ください。
※足袋のご購入は、
試し履き後にお取り寄せいたしますので
お日にちに余裕を持ってお越しください。
ご来社はご予約制です。
ご希望日をお知らせください。
※足袋の選び方はこちら
※足袋の履き方はこちら
骨密度と長襦袢
先日、
健康診断で「骨密度」を計測しまして…。
お医者さまが
「…あ…うん。…ね。」
と、つぶやいて結果を渡してくださいました。
骨の量(骨密度)、落ちてました。
今年の夏は
猛暑と、豪雨と、コロナ自粛、
オリンピックと高校野球のテレビ観戦で
ずっと家にいた方が多かったと見えて
(と言いますか昨年からずっとですよね)
私だけではなく
骨密度の数値が下がってしまった方が
本当に、とても多いんだそうです。
運動すること、お日さまを浴びることなど
意識して過ごすようアドバイスをいただきました。
骨密度が低下すると
骨がもろくなって骨折しやすくなるので
(いわゆる骨粗鬆症ですね)
普段から注意が必要と、
昨年の11月5日の名匠庵の日々に投稿したのに
自分がいち早く注意されてしまいました。
若い頃から身長が3㎝縮んでいたら
背骨の危険信号なので
医療機関へ相談を。
身長計がおうちになくても
若い頃に作った長襦袢をはおってみることで
目安になるとお伝えしました。
まずこちらの写真をご覧ください。
裾は足首にかぶさるくらいですね。
身長にあわせたちょうどいい長さです。
では、若い頃作った長襦袢をはおってみてください。
足袋が隠れてしまうほど長くなっていませんか?
以前その長襦袢を問題なく着ていたとしたら
その時より
身長が縮んでしまった事がわかると思います。
男性の場合は
長襦袢でなく、きもので試してみて下さい。
もう一度お伝えしますが
長くなってしまった長襦袢は
お見積もりの上お直しいたします。
ご自身はどうぞ早めに医療機関で
骨密度の検査をお勧めします。
こんなときこそ
名匠庵本社の一階広間、
配置替えの真っ最中です。
庭が見渡せる明るい縁側に
テーブルを置きまして…、
ここで、
きものに関するご相談をお受けします。
これまでも、この広間で
数々のご相談をお受けしておりましたが
いちばん居心地の良いこの場所を
「きもの相談室」として
お客さまときものを挟んで
ゆっくりお話し出来るようにしました。
お茶会や成人祝い、お嫁入り、
入学、卒業式、お宮参り用に
新しく購入したい、
時間が取れるようになったので
ちょっと普段着のきものを着てみたい、
暑いので夏のきものを買い足したい、
七五三きものの肩揚げや小物合わせ、
このシミ取りたい、
寸法があわない、
半衿つけて〜!、
ご自分の振袖をお嬢様の寸法にしたい、
この草履古いけど履ける?
このきもの、何?いつ着る?
この帯どのきものに合うの?
この帯締め、いつ使うもの?
帯を二部式にして欲しい、
昔からタンスに入っている
白い…生地?反物?どうすれば良い?
たとう紙を購入したい、
きものの畳み方教えて!、
楽な着方教えて!、
美容院に持ち込むきものと小物
これでちゃんと揃ってるかな?、
などなど、
などなど、
書いていると止まらなくなってしまいますが
きものについて
お話しできる場所です。
対面で、
という事が難しい時です。
着てお出掛け、も少ないですね。
ですがこんな時こそ
きものに触れる時間をもって
いただけたらと思います。
ご来社はご予約制です。
ご希望日をお知らせください。