【名匠展】6月の催しのご案内「水無月 名匠展」平成28年6月18日(土)・19日(日) – 夏のおでかけきもの販売会 –
名匠展 6月の催しのご案内「水無月 名匠展」
と き : 平成28年6月18日(土)・19日(日) 10時〜17時
ところ : 特選きもの「名匠庵」(名古屋市名東区平和ケ丘4丁目299 → MAP)
〈特別企画〉
「夏のおでかけきもの販売会」
真夏の結婚式、お茶会、観劇、花火大会など。
それぞれのシーンにあうきものを展示・販売いたします。
〈おしなぶれ〉
□ きもの・帯各種
振袖 黒留袖 色留袖 訪問着 付下げ 小紋 袋帯 名古屋帯
全国産地紬 長襦袢 レースコート 喪服類
□ 和装小物
□ 和のインテリア
□ きものお手入れ相談(洗い クリーニング よごれ取り 染めかえ 寸法直しなど)
〈草履鼻緒すげ職人来場〉
お手持ちの草履、下駄お持ちください。
草履修理、鼻緒すげ替えなどご相談お受けいたします。
※「水無月 名匠展」はご来場ご予約不要ですが、あらかじめご覧になりたいものなどがございましたらメールかお電話にてお知らせいただけましたら幸いです。
<お問い合わせ先>
名匠庵 本社ショールーム
〒465-0097 名古屋市名東区平和ヶ丘4丁目299
TEL. 052-772-4682
FAX. 052-776-5800
地下鉄東山線 一社駅から徒歩7分
一社駅(北口)からご連絡くだされば、お車にてお迎えにあがります。お気軽にお問い合わせください。
駐車場 10台有
名匠庵周辺案内 「徳川美術館」
平成28年度 NHK大河ドラマ 真田丸。
見てます。毎週。じわじわハマってます。
内野聖陽さん演じる戦国時代の覇者 徳川家康公もこれから出番が多くなってきそうです。
その徳川家の宝物を収蔵しているのが名古屋市内にある「徳川美術館」。
隣接する 尾張徳川家の蔵書を収蔵する「蓬左文庫」、日本庭園の「徳川園」とともに1日ゆっくりと過ごせる名所になっています。
ミュージアムショップもセンスがよく、面白い品揃えでついつい自分用に購入してしまいます。
週末、時間を見つけて徳川美術館に行ってきましたら次回の企画展が面白そうでチラシをいただいてきました。
ジャパン・デザイン ー日本の美をもとめてー
6月1日(水)〜7月10日(日)まで徳川美術館で開催されます。
調度品や衣服にほどこされた「文様」から日本の美意識をたどる企画展だそうです。
きもの好きにはたまらない企画!
ぜひ行きたいと思っています。
染と織の歴史③ 奈良時代
□ 奈良時代
遣唐使により中国・唐の文化が日本に伝えられ、衣服もその影響を強く受け、唐の様式とほぼ同じであることが日本書紀の記述からうかがえます。
正倉院にはこの時代の羅織、錦織、綾織、経錦、風通、綴織、織成などの絹織物、纐纈(絞り染)や夾纈染(板締め)、臈纈染(蝋染)といった文様染の布が収められています。
文様には宝相華や鳳凰、亀甲や孔雀、格子、縞、葡萄、唐草などがあり、遠くはイラン、ローマ、インドなどから中国を経由して日本に伝えられました。
これらの織、染、文様は現代のきものにも脈々と受け継がれています。
名匠庵の生き字引
5月1日の「名匠庵の日々」でご紹介したマジョリカお召しの図案。
実物は残っていないと思っていましたが、、、、
ありました。ブリキの衣装缶 (懐かしいですね) の中に!
ランプ尽くしの柄。モダンです!
皐月名匠展の最中ですが、これがマジョリカお召しかと眺めていたら、ものすごくタイミング良く懐かしい人が訪ねて来てくれました。
12年前に名匠庵を定年退職された宮田行久さん。
先代社長と共に中栄を退職して、名匠庵の創業から長年にわたり支えてくださった、まさに名匠庵の生き字引的存在の大先輩です。
懐かしのマジョリカお召しを手に取り、昔話で盛り上がりました。
他にも「マジョリカウール」という商品もあったそうで今では考えられないくらいウールのきものが売れた時代のお話を聞かせていただき、うれしいひと時を過ごしました。
明日も名匠展開催します。
夏のきものを見にぜひお立ち寄り下さい。
2016年5月14日(土)〜5月15日(日)
10時〜17時
名匠庵本社ショールーム
明日から2日間 名匠庵本社にて「皐月 名匠庵」 開催します。
5月14日(土)・15日(日) の2日間 名匠庵本社で「皐月 名匠展」を開催いたします。
夏のきものや、これからの季節、きもの姿でも涼しく過ごせる工夫を凝らした和装小物が揃います。
夏の帯締めと帯揚げもございます。
庭のツツジが、ちょっとだけお花をつけて皆さまをお迎えします。
名匠展はご予約不要ですので、お気軽にご来社下さい。
夏のきもの以外にも、きもの全般ご覧いただけます!
詳しくは 催事のお知らせのページをご覧下さい。
マジョリカお召し
気候の良いこの時期に、年末よりも念入りな大掃除をするようになって4年、資料棚の引き出しの奥の奥から、先代社長が柄出しをした「マジョリカお召し」の図案写真がたくさん出てきました。
カラー写真ではないのが残念ですが、地中海のマジョリカ島のカラフルな陶器をイメージしたマジョリカお召しは 織物産地である新潟県十日町を中心として、昭和34年から約4年間にわたって生産され、爆発的に大ヒット!
写真の図案のように洋風で大胆な柄が銀糸で表現されて、それはそれはキラキラでおしゃれなきものだったそうです。
先代が名匠庵を創業する前に勤めていた株式会社中栄時代の仕事で、当時中栄では「エレガント御召」と名付けて販売したそうです。
旅先の螺旋階段や石畳が図案のヒントになったとか。
十日町に出張した時の当時のスナップ写真が残っています。
世界有数の豪雪地と言われる十日町ならではの雪のトンネルですね。
ところで肝心のマジョリカお召し、残念ながら実物は手元にありません。
でも、もしも着るなら帯は?小物は?
アレコレ想像して楽しんでます。