色留袖
早くも三月。
今年は年明けから名匠庵本社に
色留袖の相談をしにいらっしゃる方がとても多いです。
色留袖:染の百趣 矢野 袋帯:北尾
フォーマルきものをレンタルではなく、
「ご自分の衣裳」としてお誂えしたいと考え、
私共のホームページを見てご来社くださる方が
少しずつ増えてきて、とても嬉しいです。
冠婚葬祭について、
「きものを着こなすために大切なこと」のページ、
色留袖については
「取り扱い商品」のページに数点だけ写真を掲載していますので
ご参考にぜひご覧ください。
名匠庵本社には写真のほか京都の各メーカーから仕入れた
名匠庵好みの色留袖が数多くあり、
いつでもご覧いただけます。
ただ、店外の催し物のため不在の場合もありますので、
お越しの際にはご連絡頂けますと確実です。
叙勲に臨席の際の色留袖をはじめ
初釜や披露宴など、
礼服をお探しでしたらぜひご相談ください。
ちなみに、
写真の色留袖と袋帯に合わせた白の礼装帯締めは
京都の小物メーカー「渡敬」さんの帯締めです。
「三枚高麗」という非常に複雑で根気のいる組み方の
帯締めで、この技術をもつ職人さんがご高齢のため、
もう出来てこないと思ってください、と
渡敬の方から伺いました。
並尺より少し長めに組んであり、
絹糸をたっぷり使い、しっかりと組まれたその帯締めは
重厚感があり、礼装の袋帯をしっかり支えてくれます。
金糸も透明感のある綺麗な輝きです。
良質な和装小物に出会えると、本当に嬉しくなりますね。