きものを解いて小物作り 「ブラックフォーマルバック」
お客様からお母さまの形見のきものや帯をお預かりしました。
着られるものは寸法直しなどして次の世代へ。
どうしても着られそうにない、けれど思い出に手元に残したいものもあります。
そんなきものを解いて、ご自身や、親しい方々への形見分けの品として
念珠入れやバックを製作させていただきました。
写真の掲載をお許しいただきましたのでご紹介させていただきます。
喪服用の帯を解いて 作ったブラックフォーマル用のバック。
マグネット付きで安心です。
柄が連続して繋がっている六通の名古屋帯でしたので、
同型のバックを5つ作ることができました。
中にポケットが3つ付いています。
底には鋲が付いています。
底と、マチの生地は黒の羽織を解いたものを使っています。
こちらの袋物は一つづつお箱に入れてお納めさせていただきました。
ご希望の型や裏地などの打ち合わせ、お見積もりの後に
解き、洗い、筋消しなどの加工、袋物製作に移ります。
様々な型があり、お見積もりさせていただきますのでどうぞご相談下さい。