我が社の猫たち
明日2月22日は 猫の日。
ニャンニャンニャン、、、で、ねこ。なるほど。
名匠庵の玄関には招き猫の代わりに「猫のオーケストラ」の額装が。
京都のメーカー「西原」製作の塩瀬の染名古屋帯を使って作られています。
こちらは 加賀友禅作家 石田巳代治 作の訪問着「花吹雪」。
お袖と前身頃には霞に舞う桜の花びら、
左手側の後ろ身頃の裾に お行儀よくちょこんと座った猫。
手描きならではのふわふわの毛並みがなんとも可愛い猫です。
他にも、猫柄の訪問着、染帯が数点。
どれもちょっと個性的な猫たちです。
慌てて撮ったので分かりにくいのですが
時々庭をゆっくりと横切っていく名も知らぬ猫。
石田巳代治さんの猫にどことなく似ているような、、、。
今週末の2月25日・26日は「名匠展」を開催いたします。
ご来社のご予約などは不要です。
猫たちに会いにぜひお立ち寄り下さい。
春待つ訪問着
西日本では各地で記録的な大雪が観測されていますね。
名古屋でも雪が降ったり止んだりしています。
今日はお客様ご来社の予定も、外出の予定もないので事務仕事に専念しています。
社長も今日は商品を箱から出してひとつひとつ点検しています。
せっかく仕入れた商品をお客様にお使いいただくその日まで大事に大事に手入れしています。
ところで昨年仕入れた訪問着、ちょっとご覧下さい。
「染の百趣 矢野」 梅柄の訪問着
そろそろ梅の花がほころびかけるころです。
この梅の花よく見ると、、、。
細筆で 心 と書き入れてあります。
仕入れの時、「百趣矢野」の社長に言われるまで
気がつきませんでした。
心を込めて作った証ですわね。と京言葉で言われたことを
ふと思い出し、棚から出してみました。
今くらいの時期、春のはじめごろに着たい訪問着です。
手を洗う
きものを扱う前の
大事な習慣。
きものをさわる前には、手を洗いましょう。
特にメイクやヘアスプレーをした後などは
手に化粧品が付いていることがほとんどです。
美白効果のあるお化粧品がきものに付き、
そのまましまったままにしますとその部分だけが
色抜けしてしまうことがあります。
着る前
脱ぐ時
食事の後
きもののために、
手を洗う。
爪を整える。
引っかかりそうなアクセサリーを外す。
そして袖口の汚れを防ぐためにも
手首まで洗って下さい。
ハンドクリームを塗る時は
美白効果のない、
さらりとしたタイプを選ぶか、
仕上げに乾いたタオルで余分なクリームを
しっかり拭い取って下さい。
きものを長持ちさせるコツのひとつです。
「初春名匠展」ご来場ありがとうございました
最近の名古屋はまるで冷蔵庫の中にいるように冷えています。
そんな中、先週末1月21日(土)22日(日)の2日間は
名匠庵本社で「初春名匠展」を開催いたしました。
ご来場下さいましたお客様、
本当にありがとうございました。
今回は丸栄百貨店のお客様が、日帰りミニ旅行を兼ねて
ミニバスでご来場という企画もありました。
午前中、名匠庵できものをご覧いただき、
↓
桑名の老舗料亭「日の出」さんで蛤会席
(なかなか予約が取れない料亭です)
↓
国の重要文化財、桑名の洋館「六華苑」をご見学
↓
そして最後に長島温泉「なばなの里」ウインターイルミネーションへ。
「寒さで手が震えてうまく撮れませんでした」(同行スタッフ談)
1日たっぷり きものとグルメとキレイな景色を楽しんで、
みなさま元気にお帰り下さいました!
名古屋も、名古屋近郊も
美味しいお店や見どころがたくさんあります。
もしご遠方からお越しのお客様で
きもののご相談だけでなく
せっかくならどこかに立ち寄りたいとお考えでしたら、
どうぞご相談下さい。
美味しいもの、楽しい事が大好きな名匠庵スタッフが
一生懸命お返事させていただきます。
【名匠展】2月の催し「如月 名匠展」平成29年2月25日(土)・26日(日) – 振袖展 –
名匠展 2月の催しのご案内「振袖展」
と き : 平成29年2月25日(土)・26日(日) 10時〜17時
ところ : 特選きもの「名匠庵」(名古屋市名東区平和が丘4丁目299 → MAP)
「振袖展」
京友禅振袖
東京友禅振袖
刺繍加工振袖
京都の各メーカーから仕入れた
名匠庵好みの本格的な振袖をご覧いただけます。
ご予算・お好みに合わせてお見立ていたします。
〈おしなぶれ〉
□ きもの・帯各種
振袖・黒留袖・色留袖・訪問着・付け下げ・色無地・小紋・袋帯・名古屋帯・長襦袢・お宮参りきもの・七五三きもの・全国産地紬・喪服類・和装小物・和のインテリアなど
□ きもの相談会
きものお手入れ(クリーニング)・染め替え・ご寸法直し
コーディネートや着付のコツなど、ご相談いただけます。
〈草履鼻緒すげ職人来場〉
草履の底ゴム取り替え・鼻緒すげ直しなど、はきやすく調整いたします。(一部有料)
お手持ちの草履、下駄をお持ちください。
草履修理、鼻緒すげ替えなどご相談お受けいたします。
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特別企画 「季節の柄遊び」
節分、お花見など季節のテーマに合う きもの、帯を特集します。
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※「名匠展」はご来場ご予約不要ですが、あらかじめご覧になりたいものなどがございましたらメールかお電話にてお知らせいただけましたら幸いです。
<お問い合わせ先>
名匠庵 本社ショールーム
〒465-0097 名古屋市名東区平和が丘4丁目299
TEL. 052-772-4682
FAX. 052-776-5800
地下鉄東山線 一社駅から徒歩7分
一社駅(北口)からご連絡くだされば、お車にてお迎えにあがります。お気軽にお問い合わせください。
駐車場 10台有
皆さまのご来場をお待ちしております。
大寒
毎日、ほんとに寒いですね。
ですが、陽射しは明るく温かくなってきています。
庭の梅の枝には今年も鳥たちの為に社長がみかんを刺しています。
今年はメジロのつがい2組とヒヨドリのつがいもなぜか2組に増えてます。
このつがい4組がみかんを巡って毎日駆け引きしてしています。
平等に食べられるように高い枝や低い枝にバラバラに刺していますが
なかなか人間の思い通りにはなりません。
それぞれのつがいが見張りを立てながらみかんを急いでついばむのを
明日からの名匠展の準備をしつつ横目で眺めています。
今回は新春らしく玄関にはおめでたい宝尽くしの文様を刺繍した
白地の振袖を展示しました。
初春名匠展はご予約不要です。
明日1月21日(土)・22日(日) の二日間開催いたします。
みなさまのご来社お待ちしております。
雪の日に
一年の中で一番寒いこの時期、
季節感を取り入れてこんな遊び心あふれる名古屋帯は
いかがでしょう。
「小袖屋」製作のアップリケの染名古屋帯「雪だるまと子犬」
説明のいらない直球勝負の柄です。
雪が降っても降らなくても
冬の間、締めてて楽しい帯ですね。
もう一枚
「染の百趣矢野」製作の訪問着 「百花」
色々な季節の花が描かれたきものって結局いつ着るのと
よく聞かれます。
花の少ない冬にこそ!
ぜひお召しいただきたいと思います。
特に年が改まってからでしたら春の訪れを連想させる
明るい地色のきものを選んで下さい。
ご自身も周りの方も、明るい花柄で気持ちがほっと
ほぐれそうです。
お値段、お仕立ての打ち合わせなどお問い合わせはこちらまで。
寒波襲来
ほんとに寒いですね。
日本中で雪の影響が出ています。
名古屋にも一年に一度あるかないかの寒波がやってきています。
朝の庭の様子。
これから明日にかけてさらに雪の予報です。
きもの用の和装肌着にも防寒用品がたくさんあります。
今度の1月21日(土)・22日(日)に弊社で行われる
新春名匠展でご紹介いたします。
防寒グッズを揃えにどうぞご来社下さい。
成人の日
新成人のみなさま。
ご成人おめでとうございます。
黒地の振袖とFOXショール
今年は全国的に雨や雪の日になりそうですね。
もしもきものが雨にぬれてしまった時の応急処置を書きます。
慌てずに、乾いた白く柔らかいガーゼかタオルで
「そっとおさえて」水気を取って下さい。
その時決してこすらないで下さいね。
ぬれた絹のきものをタオルでこすってしまうと生地が毛羽立って
白っぽく色が抜けたように見えてしまいます。
こうなってしまいますと修復が難しくなります。
雨や雪には泥や花粉、排気ガスなど不純物が含まれています。
お召しになった後はきもの用ハンガーに掛けて軽く陰干しをして、
早めに専門の悉皆屋さん(クリーニング、お手入れ)にお預け下さい。
名匠庵でもきもののお手入れ、シミ抜き、クリーニングをお受けしております。
専門の職人が点検をして、必要な作業をいたします。
どうぞ安心しておまかせ下さい。
1周年
名匠庵のホームページを開設したのが昨年のこと。
今日1月7日、おかげさまで1周年を迎えることができました。
「きものに関する相談を気軽にできる相手が身近にいない」
という方が増えています。
これまできものを扱ってきた経験を活かしてなんとか役に立ちたくて、
それには まず名匠庵について知っていただいて、
どなたでも「安心してきものの話ができるように」という想いがあり日々発信しています。
このホームページは少しずつ手を加えて、きものについてわかりやすく
説明していけたらと思います。
ところで今日は七草粥の日。
春の七草。
まずは目で楽しみ、
あとで粥をコトコト炊いて
ちょっと塩味の七草粥をいただきましょう。