初芝居
昨年4月に新劇場が開場した名古屋の御園座。
その「柿葺落四月大歌舞伎」を昼夜観劇して以来
うっかり半年以上お芝居を観る余裕を失っておりました。
せっかくの御園座。
新劇場開場後初めて迎える初春の、
一番はじめに上演される初日の
2階最前列中央席のチケットを購入し、
本日行ってきました。
今日1月4日初日を迎えたのは
松平健さん、中村美律子さん初共演の
新春特別公演
「暴れん坊将軍 初春や尾張名古屋の姉弟裁き」
幕開けは新春らしい演出で
客席から明るいどよめきがひろがりました。
物語のクライマックス
…泣きました。
詳しくは、ぜひ劇場でご覧下さい。
第二部は
中村美律子さんの真骨頂、
台詞入りの名曲をたっぷりと。
松平健さんも
2階席でも目に染みるキラッキラッの衣装で
華やかな熱唱のステージでした。
演者、スタッフの皆さんは
今日の初日を前に
昨夜は夜10時過ぎまでしっかりと
納得いくまでリハーサルを
されていたそうです。
終演後、楽しかったぁと
口々に話す観客のニコニコ顔。
新年早々よい舞台を観劇できました。
ところで
初日に行ったのは
きもの姿のお客様が
どのくらい来場されて、
どんなきものをお召しなのか?
それも見てみたいとの思いもありまして。
初日昼の部、
観客席を見渡して13〜4名くらいの方が
おきものをお召しでした。
思ったより
少ないなぁという印象です。
お召しものは
振袖、訪問着、つけさげ、江戸小紋、、、
新年初日のお祝の気持ちの表れですね。
わたくしは
愛知県豊橋市出身の
松平健さんにちなみ
松竹梅の柄控えめ訪問着で観劇しました。
せっかくの御園座。
今年はできるだけ多く、足を運びたいと思います。