鬼祭り後日談
2月12日の「名匠庵の日々」でご紹介した
豊橋市伝統の奇祭「鬼祭り」。
私どもがいつも熨斗紙などをお願いしている
「祝飾りの滝崎」さんは
鬼祭りの軒花(のきばな)の製作などで
鬼祭りに縁が深いというお話も
ご紹介させていただきました。
先日、その滝崎さんに
女の子のお宮参りのお祝い着の納品のため、
包装と水引をお願いしまして、
このように
お祝い飾りを施していただきました。
ちなみに男の子のお祝い着の場合には
赤色ではなく深い緑色の掛け紙に
紅白の水引を使います。
その際、滝崎の社長さんと
鬼祭りの軒花(のきばな)の話になり
祭り当日の写真があるから
皆さまにもぜひお見せしてと
言ってくださったので
こちらでご紹介させていただきますね。
豊橋鬼祭り 豊橋市呉服町 軒花で飾られた会所
軒花は、鬼祭りに関係している家の軒下や
玄関に飾られ、祭りを彩ります。
地域によってその形も様々。
2月11日 祭り当日の安久美神戸神明社
天狗に懲らしめられ改心した鬼が
若衆と共に境内を出て
罪滅ぼしにと
厄除けの白い粉とたんきり飴をまきながら
町内を駆け巡ります。
走る 走る。たいへんです。
鬼が通った後は粉まみれ。
愛知県警豊橋警察署前の道もこのとおり。
以上、祭り写真は
「祝い飾滝崎」社長、滝崎裕司さんからの提供です。
豊橋の春は鬼祭りから。
皆さまもぜひ来春、厄除けに
お出かけください。