クリスマスツリーの染帯
久しぶりに
京都の小袖屋さんから
季節感あふれる
染なごや帯が入荷しました。
小袖屋さんの品は
ひとつづつお題がついておりまして
この帯は「聖夜」。
ベースは紬の帯地。
白とブルーを絞りで染め分け。
(タレ先が白、手先はブルー)
刺繍と銀、ブルーの色箔で
雪の結晶を表現し、
クリスマスツリーの柄になっています。
こちらが胴の部分。
折るとこんなイメージです。
ご自分で手結びされる場合、
「たれ」を左手に、
「手先」側を右手に持つ
いわゆる「関西腹」で結ぶと
こちらの雪の結晶柄が出ます。
逆に「関東腹」ですと、
屋根と煙突のシルエット柄が出ます。
こちらですと帯留めや帯締めで遊べそうですね。
角度によって雪の結晶がキラリと輝く
とても魅力的な名古屋帯です。
11月のはじめ、
イルミネーションの点灯が始まった頃から
楽しんでいただけます。