生誕300年 伊藤若冲 -東京都美術館4月22日(金)〜生誕300年記念 若冲展-
今年 2016年は伊藤若冲(1716ー1800)の生誕300年の年。
東京都美術館では 4月22日(金)から生誕300年記念 若冲展 が開催されます。
若冲は18世紀、京都で活躍した絵師です。
動物や植物を時に繊細に、またある時はさらりと水墨画でユーモラスに描きます。
そして染織工芸に関わる人々も若冲の作品から様々な刺激を受けてきました。
名匠庵にも若冲の作品から生まれたきものがあります。
訪問着 小林重之作 「楽園」 (鳥獣花木図屏風より)
訪問着を創作された三善工芸(株)の五代目 小林重之さんは京都丸紅の美展正会員でもあります。創作のかたわら着物振興、京都活性化のための着物イベントプロデュース、企画も手がけています。
また「松本清張生誕100年記念 舞台黒革の手帖」米倉涼子さんの衣装、長淵剛さんのステージ衣装 ジーンズ龍制作、辻仁成監督 映画「醒めながら見る夢」着物デザイン監修も小林重之さんの手によるものです。
そしてもう一点
刺繍袋帯 (動植綵絵 30幅のうち「群鶏図」より)
針と糸で表現された群鶏の袋帯。個性的でありながら着姿をぐっと重厚にまとめてくれそうです。
訪問着、袋帯ともご商談はお問合わせ下さい。
東京都美術館
2016年4月22日(金)〜 5月24日(火)
鳥獣花木図屏風、群鶏図など伊藤若冲の初期から晩年までの代表作を一堂に見られるチャンス!
(待ちきれない方へ→ 4月17日まで滋賀県のMIHOミュージアムで鳥獣花木図屏風を展示中です)