和装肌着「肌襦袢」と「ワンピース肌着」
裾除けの次は、肌襦袢を着ます。
おすすめは礼装用の肌襦袢。
綿100% シキボウ(ガーゼ) 衿縁取りポリエステル100%
M・L・LL 参考上代2,000円〜
レースなどの装飾がなく、スッキリしていて、
衿ぐりがあらかじめ深く抜いてあります。
花嫁さんや振袖、留袖などのフォーマルには
レースの付いていない肌着が正式と言われています。
着姿がスッキリ決まるので、普段でもぜひ使いたい肌着です。
身につける時、普通に羽織るだけでしっかりと衿が抜けます。
きものを着たとき、背中から肌着が見えてしまうのを防いでくれます。
きものと同じ前合わせです。
完成です。
この上にタオルなどで補正をしていきます。
また、裾除けと肌襦袢を兼ねた「ワンピース肌着」も便利です。
こちらも礼装用がおすすめ。
衿がしっかりと抜けています。
きものと同じ前合わせで紐を左脇に通します。
背中でしっかり交差させて、体の中心を避けて結び、
紐の端を始末しておきましょう。
完成です。
この上に補正をします。
さらに便利なのが、和装ブラジャーのページでご紹介した
ブラジャー機能付ききものスリップ
身頃 綿95%ポリウレタン5% 裾ポリエステル100%
M・L 参考上代8,500円(税別)〜
ブラジャーと肌襦袢と裾除けが1つになっています。
美容院などに持って行くときは、
「裾除け+肌襦袢」 または
「ワンピース肌着」
のどちらかを用意します。
ちなみにこちらはレース付きのワンピース。
さらりとした着心地です。
衿の抜けが少なめです。
あまり衿を抜かずに着る紬や小紋などにいいですね。
長く正座すると、裾のレースの縫目が足に
当たりますが、気にするほどではありません。
様々なメーカーさんが色々な肌着を作ってくれています。
少しでも快適にきものを着て欲しい!という工夫が嬉しいですね。