送り火過ぎたら
8月16日の五山送り火の翌日。
京都市内でタクシーに乗るやいなや
「『送り火」過ぎたら秋でっせ」
と、運転手さん。
「海入ったらくちびる青なりますもん。」
本当にその通りのさわやかな青空の下
京都迎賓館の見学に行ってきました。
京都御所の一角にある京都迎賓館は
海外からの賓客をお迎えするために、
建物に11種類の伝統技能者の技
(数寄屋、左官、建具、表具、畳、錺金物、漆、
截金、庭園、石造工芸及び竹垣)、
館内には14種類の伝統技能
(漆、蒔絵、螺鈿、錺金物、鎚起、鋳金、
竹工芸、京指物、木象嵌、西陣織、羅織物、
京繍、京組紐、七宝)を活用した調度品が
随所に配置され、平成17年(2005年)に開館した
国の迎賓施設です。
最高の工芸技術と日本の感性の結晶である迎賓館は
見学日に制限があるためなかなか予約が取れず
今回やっと訪れることができたのでした。
写真撮影が可能な箇所もあります。
見事な綴織の壁面装飾「比叡月映」。
丁寧な工程解説を見ることができました。
良いものを見ると
元気が出ます。
夏バテ気味の気持ちに良い刺激をいただきました。
これから秋のきものシーズンです。
9月の催しのご案内を「催事のお知らせページ」に
のせました。
どうぞご覧くださいませ