お福分け
週末は豊橋市で
天下の奇祭「鬼祭」が行われました。
毎年2月10日、11日の両日に渡り
豊橋市八町通に鎮座なされている
安久美神戸神明社で行われる祭礼で
国指定重要無形民族文化財に指定されています。
祭礼のクライマックスでは
荒々しく暴れる赤鬼を懲らしめるべく
神前で武神天狗が秘術を尽くして戦う
無言劇「からかい」の末
最後に和解した赤鬼が罪滅ぼしに若衆と共に
厄除けの白い粉とたんきり飴をまきながら境外へと
走り去ります。
この粉を浴び、たんきり飴を食べれば
厄除けとなり夏病み知らずと伝わっています。
豊橋市の「ほの国百貨店きものサロン」を
担当してくれている名匠庵の女性社員さんが
「鬼祭」に出かけ、おもいっきり厄除けしてきましたと
たんきり飴をおすそ分けならぬ「お福分け」してくれました。
青鬼さんと赤鬼さんのたんきり飴
今年も健康で過ごせそうです!
ところでこの「鬼祭」の白い粉、
きものにありがたく浴びまして、と
お手入れをお預かりすることがあります。
お手入れでしっかり粉と厄を落としますので
どうぞご安心くださいませ。
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