決算、ほの国百貨店、冬の庭。
11月30日は名匠庵の決算日です。
決算の話題を載せていますが、
1年があっという間に過ぎていくのを
しみじみ実感する日でもあります。

その一方で、
先ごろ
愛知県豊橋市、
東三河唯一の百貨店「ほの国百貨店」の
来年3月閉店が発表されました。
名匠庵も前身の豊橋丸栄から数えて45年間
特選きものを提供しておりまして
その対応に追われる日々です。
また、名匠庵本社では
庭師さんが庭木の剪定中です。

何かと慌しい日々ですが
冬の庭木がきれいに整っていくのを見ていると
気持ちも落ち着いてくるようです。
「半衿つけ講座」開催しました!
毎日、豊橋市の「ほの国百貨店」に来ています。
11月21日〜26日、8階催事場で
染織名匠展を開催中で、
今年は冠婚葬祭の和のドレスコードをテーマに
展示販売中です。

今日、22日は会場で
「一級和裁士直伝 本格半衿つけ講座」を開催しました。
一級和裁技能士で全国技能士連合会マイスターでもある
河合利政先生が講師です。

お客さまは思い思いの長襦袢をご持参され、
きもの生活の難関、半衿つけに挑戦されました。



半衿をかける際のコツと疑問を
皆さん熱心に先生に質問され、和気あいあい
熱気溢れる講座となりました。

皆さま最後まで完成させ、大満足のご様子で
こちらも嬉しいひとときでした。

ちなみに
今回ご参加のお客さまには
半衿かけかえの手順テキスト、きもの読本、
そして、
わたくし大塚手作りのミニミニ針山を
プレゼントさせていただきました。
ご参加下さいましたお客さま
本当にありがとうございました。
ほの国百貨店
愛知県豊橋市
東三河唯一の百貨店
「ほの国百貨店」。

来年令和2年(2020)
3月15日(日曜日)の営業をもって
店舗営業終了の運びとなりました。
前身は「豊橋丸栄」。
昨年、平成30年6月30日に店舗営業を終了した
名古屋市栄の百貨店「丸栄」の子会社として
昭和49年(1974年)にオープンしました。

「豊橋丸栄」時代の行李です。
この行李いっぱいの反物があっという間に売れた時代もありました。
ぼろぼろになってしまった今でも、バックヤードで活躍中です。
わたくしども名匠庵は
「豊橋丸栄」のオープン以来
呉服部に冠婚葬祭や趣味の特選きものを
ご提供させていただき、
平成4年(1992年)、7階呉服フロアに
直営店「特選きものサロン」をオープン、
平成24年(2012年)3月に
名称を「豊橋丸栄」から
「ほの国百貨店」に変更しての再出発などを経て
45年の長きにわたり地域のお客さまの
お着物選びのお手伝いをさせていただいており、
この度の店舗営業終了を大変残念に、
また寂しく思っています。
ほの国百貨店「特選きものサロン」は
最終日の来年3月15日まで営業いたします。
それ以降のお着物のご相談、
お手入れなどのアフターケアなどにつきまして、
特選きものサロンを運営しております
名匠庵が引き続き承る予定です。
詳しくは
後日改めてお知らせさせていただきます。
お問い合わせは下記の電話番号へお願いいたします。
ほの国百貨店7階
特選きものサロン 0532-55-1240
名古屋市名東区平和が丘四丁目299番地
特選きもの名匠庵 052-772-4682
第8回 染織名匠展 きもの冠婚葬祭 〜ドレスコードのすべて〜
令和元年 11月21日(木)〜11月26日(火)
営業時間 10時〜18時30分(最終日は午後5時終了)
会場 ほの国百貨店 8階催事場
お問い合わせ先
ほの国百貨店特選きものサロン
0532-55-1240


霜月名匠展開催中です
昨日9日(土)と本日10日(日)、
名古屋市名東区平和が丘の
名匠庵本社ショールームにて
霜月名匠展を開催中です。

唐織袋帯 撫子蝶文様
今回のご来場プレゼントは
来年の干支
ねずみが刺繍された
ハンカチまたはタオル。

ピンクのハンカチが一番人気です。
本日の天皇皇后両陛下の御即位を祝う
「祝賀御列の儀」
は午後3時からです。
皆さまテレビ中継に釘付けと思われ、
午後からの名匠展は静か…な予感です。
霜月名匠展 – 秋のきもの支度 –
と き 十一月九日(土)〜十一月十日(日) 十時〜十七時
ところ 特選きもの 名匠庵
年末年始のきものでのお出掛けにふさわしい装いをご紹介します。
おしなぶれ
振袖 黒留袖 色留袖 訪問着 付け下げ 色無地 小紋
袋帯 名古屋帯 長襦袢
全国産地紬織物 喪服類 和装小物 など
きもの相談会
・きものと帯のクリーニング
・コーディネートアドバイス
・お母さまの振袖をお嬢様のご寸法に仕立替え
・寸法直し、半衿つけ、刺繍直し、金箔直し等
お手持ちのおきもののご相談をお受けします
草履鼻緒挿げ職人来場
草履のご新調の他
鼻緒挿げ替え、かかとゴム交換、その他修理ご相談承ります。
特選きもの名匠庵
京の便り
毎月、
京都から月末にお手紙が届きます。
中身は…、
はい。そうです。請求書です。
きものの加工を発注したり、
八掛を染めてもらったり、
帯の仕立てをお願いしたり…
すこしばかり仕入れもしますし
京都のお取引き先の皆さまには
ずいぶんとお世話になっております。
毎度毎度感心してしまうのですが
京都からの便りは
記念切手率かなり高いですね。

わたくしなど
羽生結弦選手の切手を購入しようものなら
ちょっと使うのを惜しんでしまいそうです。
良いものを惜しまず
相手に使ってくださるその心意気を
ひしひしと感じ、
早速お支払いの手配をさせていただいたのでした。
ご予約ありがとうございます
名匠庵ではご来社の際、
メール、またはお電話で
あらかじめお日にちのご予約を
いただいております。
9月は、
振袖の小物合わせを希望される
お客様よりのご来社ご予約を
多くいただきました。
おはなしを伺うと
前撮りを11月ごろに予定していらっしゃる
方が多いようですね。

9月上旬。
ある日の名匠庵店内風景。
髪飾りのお見立て希望のご予約をいただきました。

この日はお客様所有の振袖に
髪飾りを含めた振袖和装小物選びの
ご予約でした。

この日はお仕立て上がりの振袖に小物を
コーディネートしました。
写真ではわかりにくいのですが、
きものに合わせて髪飾りや帯揚げを
ちょこちょこ追加しています。

そして本日はお子さまが中学校の入学式を
来春にひかえたお母さまの訪問着選びの
ご予約をいただきました。
ご持参された袋帯に、
棚の中の弊社所蔵の訪問着の中から
お似合いのきものをお合わせしました。
ご予約の際、
ある程度お話しを伺い、
見やすい状態にして
準備万端お客さまを
お迎えいたします。
メールやお電話でご予約後、
はじめて名匠庵に
お越し下さるお客さま、
こんな様子でお客さまをお迎えしております。
万が一お気に入りのお品が
見つからなかった際には
再度お手配させていただきますので
おきもの、帯をお探しの方、
小物を合わせをご希望の方、
クリーニングご希望の方、
コーディネートのご相談をしてみたい方、
草履やバックの修理など、
どうぞ
おきもののことでしたら
ご遠慮なくお声かけくださいませ。
おわら風の盆
富山県富山市八尾町で
江戸時代から約300年続く伝統行事
「おわら風の盆」。
毎年、立春から210日目の
大風の時期、
9月1日から3日間行われます。
「風の盆」とは、
おわら風の盆行事運営委員会発行の
パンフレットによると
元禄15年3月、
加賀藩から下された「町建御墨付」を
八尾の町衆が町の開祖米屋少兵衛家所有から
取り戻した祝いに3日3晩歌舞音曲無礼講の
賑わいで町を練り歩いたのが始まり
とされています。また、
これをきっかけに盂蘭盆会も歌舞音曲で
練り歩くようになり、やがて二百十日の
風の厄日に風神鎮魂を願う「風の盆」と称する
祭りに変化し、9月1日から3日に行うように
なった
と言われています。
(たしかに今、台風15号が接近中ですね。)
また、「おわら」とは
おわら節の唄の中の「おわらひ(大笑い)」が
いつしかおわらと唄われた、という説や
万年豊作の「大藁(おおわら)」
が元ともいわれ諸説あります。
風の盆では八尾の11ある町内それぞれに
揃いのゆかたに目深に被った編笠姿の
25歳までの若い男女の踊り手たちが、
町内の熟練たちが奏でる
胡弓、三味線、太鼓、地唄による
ゆったりした「おわら節」にのせ、
磨き抜かれた踊りを優雅に舞い続けます。
その舞台、八尾は「八川、八谷」と
呼ばれるほどに自然あふれる
山あいの小さな町です。
かつては養蚕が盛んだった八尾の町。
現在はおわら和紙と風の盆で全国的に有名です。
そんな越中八尾に、おわら風の盆最終日
9月3日に行って来ました。

まずは八尾和紙の「桂樹舎」へ。
蚕の卵(蚕種)を産み付けるための蚕種紙、
越中富山の売薬の包み紙づくりから
のちに芹沢圭介と出会ったことで
八尾和紙は民芸としての美しさを今に伝えています。

蚕種紙 富山売薬によって全国へ販売されたそうです。

繭の図案「まゆ柄」が染められた八尾和紙の名刺入れ。

桂樹舎の館内。落ち着いた和紙のしつらえです。
八尾 東新町の若宮八幡社も訪れました。
こちらは養蚕宮も合祀されていて、
お蚕さんをとても大切にしていることが伺えます。

曳山展示館で
蚕種、養蚕、生糸、和紙、木炭生産で栄えた八尾の象徴
豪華絢爛な曳山も見学して来ました。

館内展示室では「カイコと八尾」の歴史がわかりやすく解説されています。

さて
肝心の風の盆。
最終日の3日は夜7時から深夜、
そのあと夜明けまで続きます。
偶然出会った、
風の盆に25年通い続けているという方に
「11の町それぞれいいけど
西新町の男踊りが本当にいいから」、といわれ
長い時間を西新町で過ごしました。
「雪駄の音がいいんだよなぁ」という
言葉通り本当になめらかでシャープで
キレが良くて、小気味いい素晴らしい踊りでした。

男踊りの逞しさが
女性の踊り手の優雅さを生み出すと
解説があり、
おわら節の音色も相まって本当に心に沁みる
夢を見ているようなひとときでした。


名匠庵の先代社長大塚正男も
かつて風の盆を訪れ
生前にもう一度いきたいと願いつつ
何枚も何枚も絵に描いていました。

帰って来て、この絵を見ていると
同じ夢心地を味わっていたかと
感慨深い思いがしました。
いつか訪れたい
そんな町がまたひとつできました。
明日から長月名匠展です
明日、9月7日(土)と8日(日)の両日
名古屋市名東区の名匠庵本社にて
長月名匠展を開催いたします。
今回のテーマは
「お子さまの晴れ着展」。
お宮参り、七五三、十三参り、卒業式、
成人式という通過儀礼のお子さまの衣装と、
お付き添いのお祖母さま、お母さまの
お召し物をご覧いただけます。

ホームページに今回の催しのご案内を
掲載しましたところ
お問い合わせを何件か頂戴しておりまして、
お子さま用の上質な祝い着を
お探しの方がまだまだ多くいらっしゃるのだと
感じました。
また、今回の名匠展の当日にご都合が
つかないとのことで
昨日ご来社下さり、
振袖をお誂えくださったお客さまも
いらっしゃいました。

丁寧に染められた色とりどりのお子さまの祝い着を
ご覧いただく良い機会です。
ぜひ長月名匠展にお越しくださいませ。












