寒波襲来
ほんとに寒いですね。
日本中で雪の影響が出ています。
名古屋にも一年に一度あるかないかの寒波がやってきています。
朝の庭の様子。
これから明日にかけてさらに雪の予報です。
きもの用の和装肌着にも防寒用品がたくさんあります。
今度の1月21日(土)・22日(日)に弊社で行われる
新春名匠展でご紹介いたします。
防寒グッズを揃えにどうぞご来社下さい。
成人の日
新成人のみなさま。
ご成人おめでとうございます。
黒地の振袖とFOXショール
今年は全国的に雨や雪の日になりそうですね。
もしもきものが雨にぬれてしまった時の応急処置を書きます。
慌てずに、乾いた白く柔らかいガーゼかタオルで
「そっとおさえて」水気を取って下さい。
その時決してこすらないで下さいね。
ぬれた絹のきものをタオルでこすってしまうと生地が毛羽立って
白っぽく色が抜けたように見えてしまいます。
こうなってしまいますと修復が難しくなります。
雨や雪には泥や花粉、排気ガスなど不純物が含まれています。
お召しになった後はきもの用ハンガーに掛けて軽く陰干しをして、
早めに専門の悉皆屋さん(クリーニング、お手入れ)にお預け下さい。
名匠庵でもきもののお手入れ、シミ抜き、クリーニングをお受けしております。
専門の職人が点検をして、必要な作業をいたします。
どうぞ安心しておまかせ下さい。
1周年
名匠庵のホームページを開設したのが昨年のこと。
今日1月7日、おかげさまで1周年を迎えることができました。
「きものに関する相談を気軽にできる相手が身近にいない」
という方が増えています。
これまできものを扱ってきた経験を活かしてなんとか役に立ちたくて、
それには まず名匠庵について知っていただいて、
どなたでも「安心してきものの話ができるように」という想いがあり日々発信しています。
このホームページは少しずつ手を加えて、きものについてわかりやすく
説明していけたらと思います。
ところで今日は七草粥の日。
春の七草。
まずは目で楽しみ、
あとで粥をコトコト炊いて
ちょっと塩味の七草粥をいただきましょう。
初荷!
あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
新年の仕事始めの6日
京都から初荷が届きました。
昨年暮れに仕入れたきものなどです。
惚れ込んで仕入れた淡い桜色の附下げも入っています。
あえて写真でご紹介しません。
繊細な色合いの附下げきものや染め帯など
縁起の良い初荷の品々、
実物をぜひお手に取ってご覧下さい。
ご来社の際は電話かメールでご予約下さいね。
また、今月 1月21日(土)・22日(日) は「睦月 名匠展」を開催いたします
この両日はご来社のご予約は不要です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
平成二十九年 元旦
謹賀新年
年頭に際し皆様のご健康と
なお一層のご繁栄を心よりお祈り申し上げます
本年も相変わらずご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます
株式会社名匠庵
代表取締役 大塚 明則
来年の宿題
お客様からたくさんのきものをお預かりしました。
お母様の形見のおきものです。
年が改まってからでいいからこれだけのきものをどうすればいいか
相談にのってねとの事。
そのまま着られるものはお手入れに悉皆屋さんへ(シミ抜き、クリーニング)、寸法が合わないものは仕立屋さん、きものとして着られる状態ではないものは、、、
ほどいて念珠入れや数寄屋袋、コートや帯、ポンチョにもできます。
それとも何かもっと別の物?
新しくきものを誂えていただくのも私どもの仕事ですが
こうしたご相談にも喜んでお応えしています。
おかげさまで今までたくさんの方から大事なおきものをお任せいただき、
作例やノウハウも数十年の積み重ねがあります。
どうぞ安心してお任せ下さい。
さて、この「名匠庵の日々」。
今年の更新はこれが締めくくりです。
今年1月7日のホームページ開設以来、名匠庵の雰囲気をお伝えしたくて
少しずつ投稿してまいりました。
拙い文章にも関わらずお読みくださってありがとうございます。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまどうぞ良い年をお迎え下さい
フットワーク軽く!
年末年始直前は急ぎのご依頼が増えます。
先日も大急ぎの振袖の髪飾りなど小物のご相談をいただき、
仕事納め直前の和装小物メーカー(株)大善の担当Kさんにお願いして
なんとかご用意する事ができました。
振袖用の髪飾り 華やかです
年末年始は各メーカーさん、悉皆屋さん(染めや仕立て前の下準備や
クリーニングなどをして下さいます)、仕立屋さんもお休みです。
急なご依頼にお応えしたくてもなかなかままなりませんが
いつもお願いしているメーカーさん、悉皆屋さん、仕立屋さんは普段から
可能な限り最善を尽くして協力して下さるので本当に助かっています。
きものを着る機会が少なくなってきている今
お客様が欲しいと思っているものを探しだすこと、
早めの仕立て上がりの締め切りも調整して間に合わせること、
困ったきもののシミをなんとかきれいにすること etc…
きものを着てよかったと思っていただけるように
仲間と連携してフットワーク軽く動きたいです。
和の花束
長い間、丸栄百貨店内の「特選きもの名匠庵」に勤めてくれていた方が昨日付で退職されました。
いつもきもの姿で、きもの教室の先生でもあるので
お客様からのきもののご相談にもその経験が活きていたと思います。
送別会で花束を、と思い以前から気になっていた
名匠庵と同じ名古屋市名東区にある花屋さん
「アトリエ 凛花 (りんか)」さんを訪ね、
「きもの姿に合う大人の和の花束」とリクエストしました。
トルコ桔梗やカラーを使い大人な花束を手際良く仕上げてくださいました。
ところで「凛花」さんは、和をテーマにした花屋さんで、苔玉作りのレッスンもしているそうです。
苔玉、会社に置くといいなぁと、後ろ髪を引かれつつ花束を抱えて凛花さんを後にしました。
グッとくる言葉
12月の中頃、京都から小袖屋のO氏が来社。
小袖屋さんは独自の生地に絞りや刺繍、ローケツ染などを施した
小紋や付下げ、染帯やコート地などを製作されており、
時々名匠庵に立ち寄っては染め上がった生地を見せてくれます。
以前仕入れた小袖屋さんの名古屋帯。刺繍の色遣いが素敵です。
今秋に仕入れた、黒地に白抜きの絞り染めの、
「スキーをする小さな雪だるま柄」の附下げは
帽子やマフラーなどが丁寧な刺繍になっていてなんとも可愛らしく
きもの好きにはたまらない一品でした。
(このきものは「オススメのきもの」でご紹介する間もなくすぐに売れてしまったのでした。)
今回は年末の挨拶にと言いつつ大きな風呂敷包みから
染帯と附下げを畳の上にひろげます。
今年の仕入れはもうおしまいという社長に
「年内でなくて、年明け一番、縁起良く初荷で送りますし」
とO氏。
うまいこと言うなぁと内心感心していると今度はこちらを向いて
「このね、この薄いピンクの色。ある取引先に桜の花びらを透かして見たような色
と言われてできた色なんです。」
こういう表現、いいですね。
とびきり寒い日だったのですがパッと気持ちが明るくなりました。
絞りと刺繍が施された淡い桜色の附下げ着尺。
初荷が待ち遠しくなりました。
中掃除
毎年の本格的な大掃除は気候の良い5月にしていますので、
年末の掃除は窓ガラスや蛍光灯を拭いて、
あとは各自気になる箇所を整理整頓してお正月の飾りを飾るという
「中掃除」が年末の恒例行事です。
きれいになった窓ガラスから、桜の枝が早くも芽吹いているのが見えます。
今年3月14日の「名匠庵の日々」で満開の写真を載せた桜です。
楽しみにしていた花の後のサクランボ、今年は鳥に先を越されてしまいました。
こちらは玄関脇の ヒイラギナンテン。今年も咲き始めました。
クリスマスが過ぎ、年末までの時間は、あっという間に過ぎてしまいますね。
交通事故など多くなるのもこの時期だそうです。
あわてない
落ち着いて
自分に言い聞かせています。