ただいま庭のお手入れ中
今週末11月5日(土) 、6日(日)の「霜月 名匠展」を前に、社長が庭掃除をしています。

来場してくださったお客さまがきもの選びの合間に
ホッと一息ついていただけるようにお庭の手入れは欠かせません。
社長によると今年は雨が多かったせいか
水苔がびっしりと杉苔の根元にまで広がっていて、
杉苔が弱ってしまったそうです。
どちらも緑がきれいなので上手く共存してくれると良いのですが
なかなか難しいですね。
さて、秋の庭仕事はすぐに日が暮れてしまいます。

最近お気に入りの 本山「ブラックバードコーヒー」マスターお勧めの
コスタリカオルティス シティーローストのコーヒーで冷えた体を温めて
お庭の仕上げです。
明日からは館内の飾り付け。
クリスマスや初釜など年末年始のお出掛けのきものをはじめ
振袖や趣味のきものもご覧いただけます。
和装小物も寒さ対策をテーマにご用意します。
暖か肌着や綿雪足袋など技ありの防寒グッズをご紹介します!
霜月 名匠展について詳しくは 催事のお知らせをぜひご覧くださいね。
京都 嶋臺(しまだい)ギャラリーにて
先週10月27日(木)、愛知県内のデパートのお客様をお招きして
京都市中京区の嶋臺ギャラリーで名匠展(日帰りツアー)を開催いたしました。

「嶋臺」は創業400年。
慶長13年の創業時は糸割符商として、また江戸中期からは銘酒「嶋臺」を扱う酒問屋も兼業していたそうです。
伝統的町家建築の頂点であると評された現存の建物は明治16年に建てられ、国の登録文化財となっています。
そして現在はギャラリーとして様々な発表の場として活用されています。
京都の真ん中での展示会でしたので、会場設営のお手伝いなどに取引先のみなさまが駆け付けてくださり、本当に助かりました。
さて、お招きしたお客様は「嶋臺名匠展」のあと、八坂圓堂さんでご昼食、尼門跡寺院であり信州善光寺別院の「得浄明院」を拝観し、戒壇廻りを体験後、帰途につかれました。
ご参加くださいましたお客様、本当にありがとうございました。
※信州善光寺別院 得浄明院は知恩院門前の華頂学園の校舎を抜ける細い道の突き当たりにあります。
創建された誓円尼公は伏見宮邦家親王の第三王女としてお生まれになり、六歳で得度され信州善光寺大本願第百十七世となられました。
慈悲深い尼公は関西の人々が信州善光寺にお参りするのは大変であろうと、京都に善光寺と同じ堂宇を創建されました。
規模は小さいながらもまったく同形の建物で、本山の善光寺如来の御分身を本尊とし、善光寺でも有名な「真闇の戒壇廻り」もできます。
明日から名匠展です。「染の百趣 矢野」特集
明日10月15日(土)・16(日)の2日間
名匠庵本社で『神無月名匠展』を開催いたします。
今日は社長が庭の手入れと会場の飾り付けにと大忙しです。

今月は京都のメーカー「染の百趣 矢野」を特集いたします。
写真は「矢野」の振袖の一部分。クラシックに真紅の袋帯を合わせました。
「矢野」好みの色留袖や訪問着、付け下げ、振袖など
江戸友禅独特の糸目、色使いをぜひお手に取ってご覧ください。
ご試着、コーディネート相談もお受けしております。
ご来社のご予約は不要ですので
直接名匠庵までお越しください。
詳しくは 催事のお知らせページをご覧くださいね。
幸せのおすそわけ
先日、名古屋市内で納品があり、
お祖母様、お母様お見立てのお嫁入り支度のお着物をお嬢様の嫁ぎ先の新居のタンスにお納めいたしました。
納品に立ち合った営業部長がお母様より懐紙を頂戴して帰って来ました。

檀紙(だんし)に包まれ、金銀のあわじ結びの水引がかけられた心のこもった御礼の品です。
檀紙は、楮(こうぞ)から作られる高級な和紙です。
古くは真弓(檀とも書きます)の木の繊維から作られたので檀紙と呼ばれるそうです。
縮緬のようなしわが特徴で、檀紙を使う時にはこのしわが必ず横になるように用います。
お嫁入りの様々なお支度、心配りに親御さまのお気持ちが伝わってきます。
可愛い色達
小紋の端裂。
試験染が残っています。

生地の地色はうす卵色。
試験染は手鞠の柄に施す挿し色のものです。
仕立て上がり、納品する際に、あまりに可愛い色合いに
お客さまにお許しをいただき撮影させていただきました。
こちらは京都のメーカー、(株)西原で染められた小紋。
独特のこっくりした染め色、担当O氏の人柄とあいまって、名匠庵のお客さまにもファンが多いメーカーさんです。
試験染の写真を眺めながら、今度こんな色のきものがいいなぁと
いろいろ想像(妄想?)しています。
※(株)西原の小紋、「季節のきもの」でご紹介しています。
ホワイトミンクのショール
昨日まで名匠庵本社で開催していた「秋の名裳会」用にと、名古屋の和装小物メーカー(株)大善の担当さんがホワイトミンクのショールを持ってきてくれていました。

毛並がととのっていてツヤがあり、手触りがとても柔らか。
そして何より白の色が上品です。
お嬢様の振袖姿にワンランク上のショールはいかがでしょうか。
初春とはいえ気候は真冬の成人の日に、ショールは欠かせません。
寒くなくても振袖など礼装の場合には移動の際コートやショールなどを
お持ちになるのがマナーです。
ショールの扱いについて今年1月10日付の「名匠庵の日々」で少し触れていますので
ぜひご一読ください。
ショールは、ミンク、フォックスの他、広巾の縮緬などがございます。
ご購入ご検討の際はお問い合わせ下さい。
「秋の名裳会」
9月24日(土)、25日(日)の両日、名匠庵本社で
名古屋丸栄百貨店「秋の名裳会」を開催いたしました。
人間国宝・森口華弘作の色留袖をはじめ日本工芸会出品作家の染織作品、
振袖や小紋、綴織のタペストリーなど、盛りだくさんの展示会でした。
ご来場下さいましたお客さま、本当にありがとうございました。
2日間の日程を終え看板を片付ける時、ふと見上げた空には鱗雲。

富士山の山頂では今日、雪が降ったそうですね。
毎週毎週展示会を開催している間に気がつけばすぐそばに秋が来てました。
そろそろ衣替えのしたくをしなくっちゃ!
秋の料亭千賀名匠展
愛知県蒲郡市三谷温泉「料亭千賀」に来ています。
今年の4月にも、こちらで「春の千賀名匠展」を開催しましたが(名匠庵の日々4月23日)
早いもので今、 秋の「千賀名匠展」開催中です。

明日17日(日)午後5時閉場です。
お近くにお出掛けのご予定がおありでしたらどうぞお立ち寄り下さい。
ところで、
千賀さんに今年の三谷祭のポスターが貼ってありました。

今年は10月15日(土)、16日(日)の2日間。
天下の奇祭と名高い三谷祭のクライマックス、
山車の海中渡御は16日(日)の午前10時45分頃の予定だそうです。
いつもこの時期は週末ごとに名匠展を開催しているためなかなか三谷に来れませんが
三谷の町衆の祭にかける心意気、ぜひ間近で体感したいものです。
竹富島にて
遅めの夏休みをいただき、沖縄の小浜島に行ってきました。
中部国際空港からおよそ1690キロ。
2時間35分のフライトで石垣空港に降り立ちタクシーで30分、石垣港離島ターミナルへ。
小浜島へは高速船で40分ですがその前に竹富島に立ち寄りました。

竹富島は石垣港から高速船で約10分。
赤瓦の集落、白い砂を敷き詰めた小道、観光客を乗せた水牛車から聞こえる三線の音色、星の砂で有名なカイジ浜などなど周囲約9・2キロ、珊瑚礁に囲まれたこの島の魅力はとても一言では言い表せません。
そんな竹富島の集落にある竹富民藝館(竹富町織物事業協同組合)を訪ねました。

館内は竹富町の織物の歴史や工程、植物から作られる天然染料で染めた味わい深い色の糸などがわかりやすく展示されています。そしてその傍らには現役の織機が並んでいます。
ミンサー帯の筬(おさ)通し作業中のお手元を許可を頂き撮影させていただきました。

筬通し:針金状の綜絖(そうこう)に通した千本以上もの経糸(たていと)を一本づつ櫛状の筬の目に通していく作業
組合の方のお話では、竹富町の織物には
竹富芭蕉布や竹富麻布(苧麻)、
八重山グンポウ(たて糸が木綿、よこ糸には苧麻などを使った気軽な夏着物地)、
紬帯、ミンサー帯、花織り手巾などがありましたが、
7〜8年ほど前から着物地の生産はほぼストップしていて、
ミンサー帯を昔馴染みの取引先の注文に応じて作るのがやっとという状況なのだそうです。
芭蕉布は糸芭蕉という植物からとった糸で織ります。
手をかけて大切に育てた糸芭蕉を刈り取り、一枚ずつ皮を剥ぎ取り、
その皮を灰汁の大鍋でムラなく煮て、パイ(薄い鉄板)でしごいて不純物を取り除き、陰干しして糸を取り出していく。その工程のどれもが時間と体力と根気、熟練の技術を要する「人の手」がかかることで、従事される方も少なくなっているのでしょうか、、、。
織機があっても糸芭蕉や苧麻といった植物を着物地に織り上げて市場に豊富に出せるだけの「糸」がないのです。
民藝館に展示されている、ガラスの向こうの昭和初期のきものを目に焼き付けて竹富島を後にしました。
※竹富町のミンサー帯について オススメのきもの でご紹介しております。
よろしかったらご覧ください。
日本の勝負服
はい。 それはきものですね。
小池百合子東京都知事 よくおっしゃってくださいました。
21日に閉幕したブラジル・リオデジャネイロ五輪。
その閉会式のクライマックス、フラッグハンドオーバーセレモニー(五輪旗の引き継ぎ式)に、きもの姿で臨んだ小池知事。
リオ市長から国際オリンピック委員会のトーマスバッハ会長に返還された五輪旗は次回2020年の開催地、東京を代表して小池都知事に手渡されました。
TV中継の画面を通して拝見したお召し物は、上品な地色に、鶴の輪郭を金コマ刺繍で縁取した琳派調の比翼付きの色留袖。
金色の袋帯も、色留袖の鶴の縁取りの金糸と同じ色調に合わせて上品な取り合わせでした。
スポーツの祭典という場所柄を考え、紋の数が五ツ紋ではなく三ツ紋の色留袖というチョイスは閉会式のテーマの1つ「喜びと祝福」にふさわしい装いだと思いました。
他にも数枚リオでの公の場できものをお召しでしたから、きものは畳めば平らになると言いつつ小物や草履、洋服も必要でしょうから旅支度は大変だったのではないでしょうか。
(雨に濡れたお召し物も、慌てず騒がずお手入れに出されることと想像します。)
引き継がれた五輪旗はまもなく日本にやってきます。
4年後、2020年東京五輪に向けいよいよ本格的にスタートですね!

1964東京五輪記念風呂敷 京都の老舗風呂敷・袱紗メーカー宮井株式会社製 名匠庵所蔵品
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