京都 嶋臺(しまだい)ギャラリーにて
先週10月27日(木)、愛知県内のデパートのお客様をお招きして
京都市中京区の嶋臺ギャラリーで名匠展(日帰りツアー)を開催いたしました。
「嶋臺」は創業400年。
慶長13年の創業時は糸割符商として、また江戸中期からは銘酒「嶋臺」を扱う酒問屋も兼業していたそうです。
伝統的町家建築の頂点であると評された現存の建物は明治16年に建てられ、国の登録文化財となっています。
そして現在はギャラリーとして様々な発表の場として活用されています。
京都の真ん中での展示会でしたので、会場設営のお手伝いなどに取引先のみなさまが駆け付けてくださり、本当に助かりました。
さて、お招きしたお客様は「嶋臺名匠展」のあと、八坂圓堂さんでご昼食、尼門跡寺院であり信州善光寺別院の「得浄明院」を拝観し、戒壇廻りを体験後、帰途につかれました。
ご参加くださいましたお客様、本当にありがとうございました。
※信州善光寺別院 得浄明院は知恩院門前の華頂学園の校舎を抜ける細い道の突き当たりにあります。
創建された誓円尼公は伏見宮邦家親王の第三王女としてお生まれになり、六歳で得度され信州善光寺大本願第百十七世となられました。
慈悲深い尼公は関西の人々が信州善光寺にお参りするのは大変であろうと、京都に善光寺と同じ堂宇を創建されました。
規模は小さいながらもまったく同形の建物で、本山の善光寺如来の御分身を本尊とし、善光寺でも有名な「真闇の戒壇廻り」もできます。