京都でドラえもんに会ってきました
メーカーさんへのお支払いや
加工の打ち合わせのために
京都に行ってきました。
久しぶりに訪れた京都は
とても静かな印象です。
連日の暑さや
コロナの影響、
オリンピックをお家で観戦などなど
いろいろあって
街行く人が少ないんですね。
今回は、
用事が早々に終わり、
せっかくなので
気になっていた催しに行こう
ということになり
京都市京セラ美術館に
寄り道しました。
美術館は平安神宮の大鳥居横にあります
「THEドラえもん展 KYOTO 2021」村上隆作品
国内外で活躍する28組のアーティストが
それぞれに表現した「ドラえもん」。
一部の作品は撮影オッケーだそうです
じわじわと共感できる作品あり、
これもまたドラえもんなの?という
楽しい驚きもあります。
ドラえもん…、昔よく見てて、
今も、好きだったんだと思い出しました。
ドラえもんに会えるのは
9月5日まで。
京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
2021年7月10日(土)ー9月5日(日) 月曜休館
8月9日(月・振休)は開館
Tokyo 1964
昭和39年(1964)12月、
朝日新聞社から発行された写真集
「’64 東京オリンピック」
を眺めています。
開会式、閉会式、競技、
選手村の写真に加え
10月10日から10月24日まで
15日間全日程の
「オリンピック日記」や
入賞者の成績一覧まで
オリンピックの興奮が
この一冊に綴られています。
以前、
古書店で見つけ手に入れたこの写真集
その中の、表彰式の一コマ
メダル授与式の補助要員の女性が…
振袖姿なんですよね!
振袖も帯もお草履も写真からでも
質の良さが伝わってきます。
今、ちょうど
東京国立博物館の平成館1階で
東京2020オリンピック・パラリンピック
開催記念特別企画「スポーツNIPPON」
が開催されていまして、
なんと!
当時の振袖が展示されているそうです。
背中に五輪マークの刺繍があしらわれて
いたことを初めて知り、
出来ることなら見に行きたいと
うずうずしているところです。
手元の写真集では
海外の女子選手たちが
きもの姿で嬉しそうに
している写真もありました。
こんな風に
古典柄の優美なきもので
おもてなしができたなら
どんなにか良かったことか…
東京2020大会は
テレビ観戦で応援するとして。
せめて
状況が落ち着きましたら
国立博物館に五輪の紋付振袖を
見に行きたいと願っています。
東京都台東区上野公園13-9
03-3822-1111
東京2020オリンピック・パラリンピック
開催記念特別企画 スポーツNIPPON 展
2021/7/13〜2021/9/20
前期展示7月13日(火)〜8月15日(日)
後期展示8月17日(火)〜9月20日(月)(祝)
日本が初めて参加したストックホルム大会
三島弥彦選手のユニフォームや
金栗四三選手の資料、などなど
見逃せない催しです。
明治村
愛知県犬山市の「博物館明治村」。
名古屋市名東区の名匠庵から約30km、
高速道路利用で約40分の距離です。
東京ドーム約21個分の緑豊かな敷地に
明治時代の建造物が移築されています。
自然に癒されつつ
運動不足解消と
近代史を体感することができるので
おすすめのスポットです。
ところで。
日本の「近代」とは…?
1868年(慶応4年・明治元年)から
大正を経て
1945年(昭和20年)の
太平洋戦争終戦まで。
「現代」は終戦後から
平成を経て
令和の、今現在までのことだそう。
現代人が最も知っておくべき
近代から現代。
歴史の授業で習ったかもしれませんが…、
何しろ旧石器、縄文時代から始まって
近代になる頃には教科書も駆け足で
正直あまり理解できていないと…思います。
今年の大河ドラマ
「青天を衝け」の
主人公渋沢栄一も
幕末から明治、大正、昭和の時代を生き、
数々の事業を手がけ
帝国ホテルの設立にも関わりました。
建築家フランク・ロイド・ライト設計の
当時の中央玄関部分が
明治村に移築されていて
栄一氏もこの玄関に立ったかと思えば
感慨深いものがあります。
「青天を衝け」、ドラマは
いよいよ大政奉還、
明治の時代へと突入しますね。
明治村には
聖ヨハネ教会堂、
西郷隆盛の弟西郷従道邸など
重要文化財に指定されている
明治の建造物が移築されています。
また手回しガラ紡績機など
近代化産業遺産群も
数多く展示されています。
西郷従道邸
明治村のなにが凄いか、
といえば
そのすべてが本物であるということ。
明治村の設立に関わった
土川元夫氏の言葉を
ご紹介します。
明治村が近郊にあることを
とても誇らしく思います。
そして、
明治村に来るたび思うこと
江戸から明治
日本髪から洋髪に
和服から洋服へ。
明治という
とてつもない大転換期を経て
それでも
今なおきものは作られ
大事な節目にはきものを着、
きもので季節のおしゃれも楽しみます。
この先も
きものはこの国に残ると
そう信じます。
一年の半分
一年365日、
日単位で考えると
その半分は7月2日。
月単位では
6月30日、まさに今日です。
この日を「ハーフタイムデイ」と呼び
それまでの半年間を振り返って
年初に立てた目標を思い出したり
後半に向かって思いを新たに歩き出す、
そんな日です。
振り返ればあっという間、
そしていつの間に⁉︎という半年間…、
こちらは
先日訪れた愛知県犬山市の
「博物館明治村」より
旧三重県庁舎2階の
「明治の時計展示室」です。
明治時代の時計に囲まれて、
誰にでも平等に過ぎていく
「時」というものを静かに噛みしめる、
そんな時間が持てました。
ご依頼、あれこれ その2
我が社のモットーは、
「お客さまからのご依頼には
出来る限り全力でお応えする」、です。
最近のご依頼ごとより…
かわいい3歳のお草履。
数十年も前のもの。
片方の鈴が取れてしまって行方不明に。
草履のメーカーさんから小鈴を2個取り寄せて
新しく付け替えさせていただきました。
こちらは祖母様の江戸小紋を
3歳の三ツ身きものに、とのご依頼。
まずは解いて、
八掛の色は…、あえて白に。
背縫いのあるきものですが
加賀の「背守り押し絵紋」を
金沢のえり華さんからお取り寄せしました。
被布ではなく帯を締める予定なので
良いワンポイントになりました。
押し絵紋は寺井正恵さんの作。
数あるなかからお孫さんがご自身で選んだものです
そしてこちらは…、
手持ちの残布をなんとか活かしたい、
とのご相談。
草履バックの老舗メーカー
菊之好さんに依頼して
クラッチバックに生まれかわりました。
持ち手のチェーンなど、
さすがのクオリティです。
そのほかあれこれ
ご依頼ごとをたくさんいただいております。
お納めする時の
お客さまの嬉しそうな笑顔が
なによりの励みになります。
いつもありがとうございます。
明日は呉服の日
毎年5月29日は
529で、ごふく、呉服の日です。
昨年3月に閉店した
愛知県豊橋市のほの国百貨店で
特選きものサロンを運営していた関係で、
東愛知新聞社より広告記事の取材をお受けし、
豊橋市内の呉服屋さんとともに
前日の今日28日掲載していただきました。
ほの国百貨店閉店後も
豊橋市をはじめ東三河のお客さまには
引き続きお着物のご相談をお受けするため
感染状況に留意しつつ
名古屋と豊橋を行き来しておりますので、
この新聞で、弊社にご興味を持たれた方は
ぜひぜひお気軽にご連絡くださいませ。
きもの「切手」出ました
郵便局の記念切手
「日本の伝統・文化シリーズ」から
第4集「きもの」が今日5月21日から
販売されています。
先日郵便局で予告ポスターを見かけて
密かに楽しみにしていました。
シール式で
封書用が1シート840円、
ハガキ用は630円。
いずれも1シートに十種類のデザイン切手が
印刷されています。
江戸時代から昭和のきものの良いとこ取りで
図案の名称も添えられ、
なんとも美しい切手シートです。
小さな小さな切手ですが、
きものの図案がはっきりわかり、
日本の印刷技術の高さにも
改めて驚いています。
1シートは記念に取っておくとして…、
あとは惜しまず使おうと思います。
受け取った方の、喜ぶ顔を
思い浮かべつつ…。
聖火 通過中
東京2020オリンピック聖火リレーが
4月5日、6日
愛知県にやってきました。
このあと三重、和歌山、奈良…と続き
全国を巡って7月9日に東京へ。
そして
7月23日の開会式当日まで、
15日間かけて
東京都内の全62市区町村を
聖火リレーが繋がっていきます。
見たい!応援に行きたい!
との思いを胸にしまい、
ライブ中継を見ていました。
…2年前、
2019年の年末、営業部長が
国立競技場のオープニングセレモニーに
出掛けた際、隣接するオリンピックミュージアムで
撮影したトーチをこちらに載せておきますね。
東京2020オリンピック 聖火トーチ
日本オリンピックミュージアムにて 撮影:渡部
東京2020オリンピック 聖火トーチ
東京2020パラリンピック 聖火トーチ
東京2020パラリンピック 聖火トーチ
無事に、国立競技場へ繋がりますように!
京都の桜
久しぶりに京都に来ています。
メーカーさんへのお支払いや
加工の職先との打ち合わせを
してきました。
途中、
二条城正門「東大手門」沿いの
外堀川にて。
正門。夕方で閉まっていますね。
ぽってりとした、この可愛い桜は…
松月(ショウゲツ)。
「緑色の葉と白い花を松と月に見立てたと思われる」
だそう。
そしてこちらは
普賢象「フゲンゾウ」。
「花の重みで枝が垂れ下がるさまを
普賢菩薩が乗る白象にたとえ…」
とあります。
いつも車で通り過ぎるだけでしたが
名の由来を知れば
この桜の樹への愛着が湧いてきます。
この道を通る楽しみがひとつできました。
尾張名古屋の春
豊橋市で開催いたしました
「出張きものサロン」展は
29日に無事終了いたしました。
ご来場くださいましたお客さま
本当にありがとうございました。
久しぶりにお元気なお顔を拝見でき、
ゆっくりきもののお話しができて
嬉しい3日間でした。
承りましたきもの、帯のお仕立て、
草履の修理、などなど
出来上がりを楽しみにお待ちくださいませ。
さて。
本日名匠庵は
お休みをいただいております。
久しぶりの平日のお休み、
営業部長は名古屋城へ…
お堀の桜、満開ですね。
特別史跡名古屋城では
今名古屋城春まつりと同時開催で
「名古屋城金シャチ展」を開催中とのこと。
尾張名古屋のシンボル
金のシャホコ「金鯱」が16年振りに
二ノ丸広場に降臨してます。
こちらは
金鯱のいないお城。
やはり、なにか、さみしいですね。
桜と、金鯱があまりにも綺麗で、と
写真をメールしてくれました。
皆さまにも名古屋の春の風景を
ぜひお楽しみいただきたく
写真をこのページに
載せておきますね。
名古屋城春祭り、金シャチ展は
4月2日までの開催です。