訪問着のお手入れ・丸洗い・プレス仕上げ|大切な着物を「顔が見えるお店」でキレイに
この春、お子様の入園入学、卒業式のお付き添いなど大切な節目をお迎えになられた皆様、当日は、お祝いの気持ちを込めて美しい訪問着(ほうもんぎ)をお召しになったお母様も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
しかし、式が無事に終わりほっとしたところで気になるのが、「着た後のお手入れ(メンテナンス)」です。
「大切な着物だから、ネットの宅配業者ではなく、直接顔を見て相談できる名古屋の呉服屋さんに任せたい」
先日、名古屋市の呉服店「特選きもの名匠庵」にも、40代のお客様が小学校の卒業式、その後中学校の入学式でお召しになった訪問着をお持ちくださいました。
今回は、当店が実際におこなった訪問着のお手入れ事例と、お客様にご好評いただいた「お見積もり」や「選べるプレス(アイロン)仕上げ」についてご紹介いたします。
1. 「顔が見えるお店」で着物をお手入れするメリットとは?
着物の丸洗い(着物クリーニング)やしみ抜きは、現在インターネットでも手軽に頼める時代です。しかし、大切な着物であればあるほど、以下のような不安を感じる方も少なくありません。
- 「落ちる汚れなのか、どこまでキレイになるのかを直接確認したい」
- 「予算がどのくらいかかるのか、事前にちゃんとお見積もりをしてほしい」
- 「大事な訪問着だから、店舗でスタッフの顔を見て直接手渡したい」
特選きもの名匠庵では、お客様の大切なお召し物を直接お預かりし、一枚一枚の状態をプロの目で入念にチェックいたします。
着用時に付着した衿(えり)のファンデーション汚れ、皮脂汚れ、袖口や裾まわりの汚れ、帯周りの汗シワ、水汚れ、食品汚れ、経年の変色などを確認したうえで、事前にお見積もり金額と最適なお手入れ方法をご提示いたします。勝手に作業を進めて後から高額な請求をすることは一切ございませんので、どうぞご安心ください。
2. 着物の状態やご予定に合わせたご提案
名匠庵の着物メンテナンスの一例をご紹介します。
(お見積り価格、作業内容はお着物やシミの状態、量により決まります。ここでは作業例をご紹介します。)
①丸洗い+しみ抜き
お着物全体を丸洗いし、洗いで取れない汗やシミを別途それぞれ抜き、全体をプレス仕上げし、シワ防止の差し紙を差し込む方法
②お手入れ+しみ抜き
衿と袖口の着汚れ取りをして全体をプレス仕上げをし、シワ防止の差し紙を差し込む。
取りきれない強い汚れや他の箇所のシミ、汗はそれぞれ別途作業。
③しみ抜き+通常プレス仕上げ
気になる汚れ、シミ、汗抜きなどをピンポイントで抜く作業。
全体をプレス仕上げし、シワ防止の差し紙を差し込む。
④しみ抜き+簡易プレス仕上げ
気になる汚れ、シミ、汗抜きなどをピンポイントで抜く作業。
シワの目立つ箇所のみをプレスし、差し紙は最小限部分的に入れる。
「仕上げのプレス作業(アイロン掛け)」についても、いくつかのパターンがあり、その後の保管予定やご着用のご予定、ご予算に応じた最適な方法があります。
① 差し込み紙を入れる丁寧プレス仕上げ 着物の形を綺麗に整え、生地同士が直接重なってシワになるのを防ぐために、衿や身頃の折伏せ部分に「差し込み紙」を挟んで仕上げる方法です。
- こんな方におすすめ:次に着る予定が当分先(数年後など)で、湿気の少ない環境でタンスに長期保管される方。型崩れを防ぎ、美しい状態を長く保ちます。
② 簡易プレス仕上げ 差し込み紙を最小限にする部分プレス仕上げです。
- こんな方におすすめ:「近々、親戚の結婚式や入学式でまた着る予定がある」「シワは部分的」という方。
当店では一律の作業ではなく、お客様の「次に着るご予定」や「保管場所の環境」を丁寧にお伺いしたうえで、最適な仕上げ方法をご提案しております。
今回お越しいただいた40代のお客様は
一度他店で洗ったものの、残ったままのシミがなんとかならないでしょうか、とのご相談。

お袖にシミが残っています。

きれいにシミ抜きできました。

よく見ると黄変があります。

こちらも元通りになりました。
今回は③のしみ抜き+通常プレス仕上げで作業させていただきました。
名古屋でお着物のお手入れなら「特選きもの名匠庵」へ
卒業式や入学式、七五三、結婚式など、人生の素晴らしい思い出に寄り添ってきたお着物。一度袖を通した着物は、目に見えない汗や皮脂を含んでおり、そのまま保管すると数年後にカビや変色(黄変)の原因となってしまいます。
「一度着ただけだから大丈夫」と思わずに、着用後は早めのメンテナンスが大切です。
※秋の七五三詣り、結婚式など着物でのお出かけをご予定されているお客様、
ご着用前の半衿付け、プレス仕上げ、小物合わせなどのご用命も承ります。
お早めにご相談ください。
ご来店はお問い合わせフォームより日時をご予約下さい。















