【下呂出張記】下呂名物「けいちゃん」を大安食堂で堪能!着物のお悩みも出張・持込で解決します 。
こんにちは!名古屋市名東区の呉服店『特選きもの名匠庵』の渡部です。
先週末のこの日は、下呂萩原の最高気温が34℃の予想。
朝から素晴らしい快晴に恵まれた出張日和となりました。

※澄み切った青空と飛騨川沿いの美しい景色。絶好のドライブ日和です。
今回は少し期間が空きまして、去年の12月以来、半年以上ぶりの下呂訪問となりました。

※いつ訪れても風情のある下呂駅前。
私自身、下呂温泉は大好きな温泉街。プライベートでも温泉を楽しみながら定期的に訪れるほど、思い入れのある大好きな街です。
今回の日帰り出張、午前中からお客様との商談が大変スムーズに進み、午後のお昼過ぎには無事に終了いたしました。いつも温かく迎えてくださる下呂の皆様、本当にありがとうございます。
さて、下呂にお伺いした際のランチといえば、私の中で「2択」と決まっています。
今回は、そのうちの1軒である“いつものお店”へ向かいました。

いつもお昼時は多くのお客様で満員御礼の「大安食堂」さんです。
ここは、下呂の最強ソウルフードである『けいちゃん(鶏ちゃん)』を、抜群のコストパフォーマンスでいただける名店。
味噌と醤油ベースの特製ダレにしっかり絡んだ、鶏肉の『けいちゃん』と、豚バラ肉の『とんちゃん』。これらをミックスして、さらにトッピングで『そば(焼きそば麺)』を入れてもらうのが、私の定番であり最高の組み合わせです!

※鉄板の上で香ばしく焼き上がる、けいちゃんととんちゃんのミックス。

下呂へ伺う際はいつも取引先の方と2人行動ですので、こうしてシェアしながら鶏と豚、両方の旨味を一度に味わえるのが最高に贅沢なひととき。今回も期待を裏切らない美味しさでした。
ちなみに、大安食堂さんはご飯のおかわりが可能です。
一昔前までは必ずおかわりをいただいていたのですが……最近はご飯1杯で十分お腹がいっぱいになるお年頃になりました(笑)。
そして、大変ありがたいことに、近々再び下呂にお伺いするお仕事をいただくことができました。
次回は、私流「下呂ランチの2択」のもう一軒をぜひご紹介できればと思います。
名古屋周辺だけでなく、下呂をはじめ遠方の皆様も、お着物に関するお悩み(丸洗い、シミ抜き、お仕立て替えなど)がございましたら、どうぞお気軽に名東区の『特選きもの名匠庵』までご相談ください。
【お手入れ事例】絞りの羽織を解いて誂えた形見のバッグを修理。
「大切な小物を、次世代へつなぐ」メンテナンス術
皆様のタンスの中には、大切にしまってある「形見分けのお品」や「思い出の詰まったおきものや帯」はございませんか?
先日当店で以前、お母様の形見の絞り羽織を解いて和装バッグをお誂えさせていただいたお客様から修理のご相談を承りました。
「気に入って使いすぎて、ついに持ち手がほつれてしまって……。なんとか直せませんか?」とのこと。


お持ちいただいたのは、絞りの柔らかな質感が美しい、趣のあるバッグです。
拝見すると、確かに持ち手部分は長年のご愛用で生地が擦れ、傷みが見られる状態でした。しかし、それは「いかにそのバッグがお客様の生活に寄り添い、愛されてきたか」という証でもあります。
その絞りのバッグを拝見しながら、お客様のそのお品への愛情を深く感じました。大切にされてきたものを、これからも変わらず使っていただきたく修理のご提案をさせていただきました。
今回のご相談で大切にしたのは、単に「直す」ことだけではありません。「これから先も長く、安心して愛用していただけるようにすること」です。
絞りのバッグの良さは、その軽やかさと手に馴染む柔らかさにあります。しかし、生地は繊細です。絞り生地の残り布があれば同じ布で持ち手を再度お作りすることも可能ですが、また同じように毎日使えば、いずれ同じ場所が傷んでしまいます。
そこで私たちがご提案したのは、「本革(レザー)」への持ち手変更でした。
「絞りの伝統的な風合いと、レザーの機能美」
一見、異素材の組み合わせに思えるかもしれませんが、実は非常に相性が良いのです。しなやかな絞りの質感を引き締め、全体的にモダンで高級感のある表情へと生まれ変わらせてくれます。何より、本革は耐久性が高く、使い込むほどに手に馴染むため、安心してお使いいただけるようになります。
先日、修理が完了したバッグをお客様のもとへお届けいたしました。
お客様はバッグを手に取り、「これでまた、安心してお出かけできますね。持ち手が新しくなったことで、バッグ全体の印象も引き締まって、とても素敵になりました」と大変喜んでくださいました。


絞りの繊細さと、本革の強さ。
新しい命を吹き込まれたそのバッグは、これからもお客様の日常を彩り、時には大切なお席でその方の装いを引き立てる名脇役として、長く愛され続けることでしょう。
「使い続ける」ことが、一番の供養になる
着物や和装小物において、形見分けのお品をタンスに眠らせてしまうことは、一番もったいないことだと私たちは考えています。
形見のお品は、実際に使うことで初めて輝き、お譲りくださった方の想いもまた、今の生活へとつながっていきます。
もし、壊れてしまったから、古くなってしまったからと諦めているお品がございましたら、「特選きもの名匠庵」にご相談ください。
バッグの持ち手交換だけでなく、帯のバッグへのリメイク、お着物の寸法直しや洗い張りなど、職人の技術と私たちの知識で、お品の状態とお客様のご希望に合わせた最適な解決策をご提案いたします。
「この先もずっと使っていきたい」
そんなお客様の想いを、これからも大切にサポートさせていただきます。
ご来店日時のご予約はお問い合わせフォームよりメールにて承ります。
【豊橋のお客様と着物談義】翡翠色のグラスで愉しむ紹興酒
こんにちは!名古屋市名東区の呉服店『特選きもの名匠庵』の渡部です。
先日、愛知県豊橋市のお客様のご自宅へお伺いいたしました。
お着物の思い出話に花を咲かせていると、「渡部さんはお酒、飲まれますか?」と嬉しい一言が。
なんと、大切にされている「紹興酒」を、名匠庵の社長と私の分までお裾分けしてくださったのです!
しかも、大変立派なグラスも。

このグラスは「夜光杯(やこうはい)」と呼ばれる美しい器です。月明かりの下でお酒を注ぐと光って見えることから、その名が付けられたのだそうです。
翡翠(ひすい)色の器に、琥珀(こはく)色の紹興酒――。この2つの色が混ざり合う姿は、繊細で豊かな色彩の掛け合わせに通じるものがあり、とても贅沢な気持ちに包まれました。

※梅雨の時期で月明かりはお預けでしたが、室内のライトでも十分に美しく輝いていました!
今月末には梅雨も明けるころ。普段はほとんどお酒を嗜まない私ですが、美しい月明かりの下、自宅でゆっくりと特別な時間を味わってみたいと思います。
「付け下げ」をなぜ付け下げと呼ぶか
今回は「付け下げ(つけさげ)」についてのお話を。
すっきりとした柄付けが魅力の「付け下げ」ですが、
そもそもなぜそのような名前で呼ばれるのか、
ご存じでしょうか。
「付け下げ」その名の由来は?
「付け下げ」の名前の由来をご紹介します。
付け。下げ。
その名の通り、
非常にシンプルで理にかなった理由があります。
仕立て上がった「付け下げ」を着装してみます。
胸元、袖、そして裾に、柄が配置されていますね。


この柄、正面の前身頃も後ろ姿の後身頃も
そしてお袖も
きものの肩山、袖山を境に
すべてちゃんと上を向いています。
「付け下げ」は白生地(反物)の状態のまま
「衿付け」を境に柄を「下げて」前と後ろに振り分けて描きます。
その製作上の配置により、この反物、このきものを「付け下げ」
と呼ぶのです。

売り場ではこのように反物の状態で販売しています

付け下げの反物を肩に合わせてみます

衿の付け根に白色の衿付けの目印があります

衿付け、肩山を境に反物を前後に下ろします

後ろに下ろした反物。裾の柄は上を向いています
付け下げの魅力と格について
付け下げは、小紋よりも格が高く、
総柄訪問着よりも軽やかな装いとして、
現代のライフスタイルに非常に馴染みやすいきものです。
「格式高い場でも、気取りすぎない余裕を見せたい」
「お茶会や観劇、友人との食事会で、さりげなく個性を光らせたい」
そんな、本物志向の皆様のニーズに寄り添うのが付け下げです。柄付けが控えめで上品なものは、帯の合わせ方一つで、お稽古着からちょっとしたパーティーまで幅広くお召しいただけます。まさに、大人の女性が「自分らしい品格」を表現するのに最適な一枚と言えるでしょう。
名匠庵がかなえる「最高の私」の装い
付け下げは、合わせる帯や小物によって、その表情を大きく変えます。だからこそ、TPOに合わせた正しい選び方が重要です。
「特選きもの名匠庵」ではお客様のお好みや、お召しになる場面に合わせたパーソナル・コーディネートをご提案しております。「この場面にはどんなきものを選べば間違いがないか」というご不安があれば、熟練のコンシェルジュが丁寧にお支度をお手伝いいたします。
お問い合わせフォームより日時をご予約の上ご来店ください。
【高松出張記】呉服の先輩を訪ねて香川へ!名物・一鶴の骨付鳥と未来の展示会計画
こんにちは!名古屋市名東区の呉服店『特選きもの名匠庵』の渡部です。
先週の火曜日、香川県高松市へ行ってきました。今回はお仕事と、大切な先輩の用事を兼ねた日帰り出張です。高松を訪れるのは去年の1月以来。行きは車で明石海峡大橋を渡り、帰りは電車というルートで向かいました。

私に呉服のノウハウを教えてくれた、尊敬する先輩
高松にお住まいのその先輩は、私が名匠庵に入社する前、同じ呉服店で働いていた頃にお世話になった方です。呉服販売のノウハウはもちろん、様々な遊び(笑)まで教えていただきました。当時から本当によく働き、よく遊んだ、今でも心から尊敬している先輩のひとりです。
私の6歳年上なのですが、いつも若々しくて笑顔を絶やさない方。お会いするだけで、私もたくさんの元気をいただけます!現在は高松で、着付け教室を兼ねた呉服店を立派に運営されています。
去年の1月に初めて展示会のお手伝いをさせていただいたご縁もあり、今回も「近々また展示会のお手伝いをさせてほしい」というお願いを兼ねての訪問でした。
ありがたいことにお仕事自体はお任せいただけたのですが……なんと来年いっぱいまで展示会のスケジュールがぎっしり埋まっているとのこと!嬉しい悲鳴ですが、私のお手伝いは2028年までおあずけとなりました。
香川・丸亀発祥の名物!『一鶴(いっかく)』の骨付鳥
出張時のもう一つの楽しみといえば、現地の美味しいグルメです。
お昼は、昨年高松に来た際にも3回伺ったお気に入りの店『一鶴(いっかく)太田店』さんへ連れて行っていただきました。

一鶴さんは香川県丸亀市発祥の骨付鳥(ほねつきどり)の超有名店で、高松市内には3店舗あります(※現在は1店舗休業中)。今回は、前回何度足を運んでも売り切れで食べられなかった憧れの『おやどり』を、ついに注文することができました!


初めて体験した『おやどり』は、想像以上のしっかりとした歯ごたえ!噛めば噛むほど鶏の濃厚な旨味が溢れ出てきて、本当に美味しかったです。……ただ、個人的に食べやすさで選ぶなら、ジューシーで柔らかい『ひなどり』の方かもしれません。
そして一鶴さんといえば、バラエティ豊かな食べ方も魅力。付け合わせのキャベツやおにぎり(別オーダー)を、お皿にたっぷり溜まったスパイシーな鶏の油に浸して食べるのが格別なんです!おにぎりとセットで付いてくる、旨味が凝縮された鶏出汁のスープも外せません。

次回の高松訪問に向けて
次回の高松での展示会お手伝いは再来年の2028年になってしまいましたが、来年中にも何かお仕事を作ってまた高松に行けるよう、先輩にプレッシャーをかけ続けようと思います(味のある讃岐うどんも食べたいですしね!)。

名古屋市名東区の『特選きもの名匠庵』では、こうした全国の呉服仲間との繋がりも大切にしながら、日々お客様に最高のきものをご提案しております。お着物のコーディネートやお手入れのご相談など、いつでもお気軽にお寄せください。












