【豊橋】8月1日〜3日「出張きものサロン」開催!カフェ・フィュージョンで楽しむ上質な着物と染織の世界
こんにちは!名古屋市名東区の呉服店『特選きもの名匠庵』の渡部です。
今週末の8月1日(土)・2日(日)・3日(月)の3日間限定で、愛知県豊橋市の「カフェ・フィュージョン豊橋店」にて『出張きものサロン』を開催いたします!

会場となる「カフェ・フィュージョン豊橋店」は、木の温もりあふれるシックな隠れ家カフェです。上質な空間でお着物をご覧いただけます。


会期中は、旧ほの国百貨店(旧豊橋丸栄)時代よりご縁のある『きものよろず おりの輔』下戸公司氏をお迎えし、東西の選りすぐりの染織作品を展示・販売いたします。
まだまだ暑い日が続きますが、冷たいお飲み物を楽しみつつ、特別なひとときをお過ごしいただければ幸いです。ぜひお誘い合わせの上、お気軽にお立ち寄りください。

※当日はゴブラン織専門店『SORA SOUL』展
も同時開催中です!
皆様のご来場を心よりお待ちしております!
【お問い合わせ・ご来店予約】
イベントの詳細やご来場ご予約は、下記の予約フォームより承っております。
オニヤンマ
名古屋は連日35℃越えの猛暑日。
名匠庵の駐車場の天井には何やら黒い筋が。

近づいてみると
とんでもなく大きな、、、トンボ!?
日本に生息しているトンボの中では最大級といわれる
オニヤンマです。

測ってないですが、、、
これは、、、10センチは軽く超えてます。
トンボはまっすぐ前に突き進み、
決して後に引かない勇敢な姿から「勝ち虫」と呼ばれて戦国武将から絶大な人気を誇ります。
今年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟」にも登場する前田利家も兜の前立て(飾り)や装束にトンボの意匠を取り入れて愛用したそうです。
現代でもきものや帯、帯留などトンボの柄は人気がありますよね。
そう言えば、8年前の2018年の7月27日には、
「黄昏飛翔」というトンボの大群の現象を社長が目撃していました。
ところで、駐車場のオニヤンマさん。
この状態のオニヤンマを「ぶら下がりヤンマ」と呼ぶそうで
35℃を超える日の木陰でよく見られる光景で、休憩中なのだそう。
近隣には東山動植物園や平和公園など
木陰はあるはずですが、なにゆえ我が社の駐車場でぶら下がっているのか謎ですが
おかげでなんとも言えない美しい青緑色の目を持つオニヤンマをゆっくり眺めることができました。
勇ましい勝虫も羽を休める猛暑の日々
オニヤンマを見習ってひとやすみしましょうか
【イラスト解説】帯締めの結び方決定版 本結び・寿結び・一文字結びのコツを名匠庵女将が伝授①
きもの姿を引き締める「帯締め」。
「特選きもの名匠庵」では、多くのお客様から帯締めの結び方についてご相談をいただきます。基本の「本結び」から、お祝いの席にふさわしい「寿結び」、そして帯締めが短くて困ったときの「一文字結び」まで、女将が自ら描き下ろした「自分で着る自装バージョン」と「人に着せる他装バージョン」のイラスト図解を交えて解説いたします。
自装、他装共通の注意点は
仕上がりの結び目の「向き」と、「帯締めのメインの柄は上前側に出す」こと。
冠組など柄が無い無地の帯締めは組紐の表裏に注意しましょう。
着付けた帯を緩まないように押さえ、支えているのは一本の帯締めだけですから
帯締めは上すぎず下すぎず帯の中心を通して、緩まず結ぶことを意識してください。

まずは、あらゆる場面で基本となる「本結び」から。(駒結びとも言います)

本結びは両方の房が下になります。
1. 帯締めの基本「本結び」自装

本結び自装用イラスト(自分目線)
自装のコツ
柄が多い方(その帯締めの見せ場)を自身の左手側で結びます。
帯締めを体の前で結ぶ前にイラスト図にもある通り、左右の房の長さを揃えること、両脇の帯締めを左右の手で持ったら帯の中心を通っていることを確認し、背中と両脇から帯締めが離れないようにしっかり結んで帯が崩れないようにします。
2. 帯締めの基本「本結び」他装

本結び他装用イラスト
他装のコツ:
人に着せる場合は、帯締めの柄が多い方(メインの柄)を右手に持って結びます。
お相手の体の中心を意識し、少し強めに引き寄せてから結び目を作ってください。
【2026年大相撲名古屋場所】IGアリーナで観戦!ドアラ懸賞旗と夏の着物の楽しみ方
こんにちは!名古屋市名東区の呉服屋『特選きもの名匠庵』の渡部です。
連日熱戦が続いている「IGアリーナ」へ、人生2度目となる大相撲名古屋場所の観戦に行ってきました!


前回(4年前の愛知県体育館)観戦時の様子はこちらです。
前回の観戦以来、なかなかチケットが確保できない状況が続いていましたが、今回は運良く当選!11日目当日を迎えるまで本当に楽しみにしていました。

マス席からの眺め 満員御礼

東方幕内土俵入り

西方幕内土俵入り

張り詰めた空気の横綱大の里土俵入り

話題の中日ドラゴンズ「90周年ロゴ」&「ドアラ懸賞旗」を発見!
今回の観戦で楽しみにしていたもう一つの見どころが、懸賞旗です。
事前にドラゴンズファンの名匠庵女将から教えてもらっていた、中日ドラゴンズ球団創設90周年事業企画の『90周年ロゴ』と『ドアラ懸賞旗』の2本を、写真に収めてきました!

話題の「90周年ロゴ」と「ドアラ懸賞旗」
当日の11日目では、幕内9番目の取り組み(正代―朝白龍)にこの2本の懸賞旗が掲出されました。
球団創設80周年の際にも幕内8番目に1本掲出されていましたが、今回は10年ぶりの懸賞旗掲出となります。地元・名古屋場所ならではの粋な計らいで、ドラゴンズファンにはたまらない演出ですね!
ちなみにこの日は、会場で購入した推し力士3名のタオルを持って応援したのですが……なんと全員黒星という残念な結果に(涙)。

当日購入した力士タオル
猛暑日・酷暑日の和装観戦とIGアリーナの快適性
当日は厳しい猛暑日となりましたが、会場内には涼やかなお着物姿や浴衣姿の方がたくさんいらっしゃいました。新しくなったIGアリーナは空調設備が整っており、非常に快適に観戦を楽しむことができましたよ。
そして、IGアリーナ内でお客様と私の友人にも偶然お会いする事ができました。
残りの4日間に向けて、優勝争いもいよいよ白熱してきましたね。まだまだ熱い一番が繰り広げられることを期待しています。

天皇賜盃
安青錦関、大関返り咲きおめでとうございます!
そして……大の里関、頑張れーー!!!!!

夏の着物や浴衣のお手入れ・コーディネートのご相談は「名匠庵」へ
気温が高いこの時期は、「どんなお着物や小物を合わせれば良いか」「着こなしや汗対策はどうすべきか」と試行錯誤される方も多いのではないでしょうか?
名匠庵では、猛暑の季節でも快適にお着物を楽しんでいただけるよう、様々なアドバイスやコーディネートのご提案を行っています。着物全般のことはもちろん、涼しげに魅せる半衿の選び方など、どうぞ気軽にご相談ください。
皆さまのご来店・ご相談を心よりお待ちしております。
名匠庵 ご来店予約フォームはこちら
【2026年版】絽ちりめん、いつ着る?
2018年6月15日の「きもののうんちく」で「絽ちりめん、いつきる?」というテーマで絽ちりめん(絽縮緬)の解説と着用時期についてお伝えしてから、早いもので8年が経過しました。
その時、絽ちりめんは、とろりとした縮緬生地の柔らかな肌触りから、「単衣時期の6月、しかも梅雨の肌寒い日に着るもので、名前に「絽」とついていても7、8月の盛夏の着用には向かない、と言われています。」とお伝えした上で、気候変動やライフスタイルの変化もあり、許容範囲がだいぶ広がって、今は絽ちりめんを盛夏にお召しになっても、盛夏向きの絽のきものを6月末頃からお召しになっても、もういいのでは。とお伝えしました。
ちりめん特有のしなやかなシボ感と、絽の透け感を併せ持った「絽ちりめん」。
一般的な「絽」よりも生地に厚みと落ち感があるため肌にしっとりと添い、柔らかで優雅、気品ある着姿が最大の特徴で、色無地、小紋、付け下げ、訪問着などがあります。
改めて絽ちりめんを見てみましょう。

絽ちりめんの色無地反物。

反物を腕に。透け感ややあり、生地感柔らかです。
今回は、2026年現在の視点で、絽ちりめんを着こなすためのポイントをまとめました。
8年前との大きな違い 気温の変化
日本の6月・7月・8月・9月は、8年前と比較しても明らかに30℃越えの真夏日、35℃越えの猛暑日が増えています。
一方で「梅雨寒」、「梅雨冷え」という季語を体感する日はほとんど無く、夏中通して冷房がしっかりと効いた室内で、肌寒さを感じることが増えました。
かつての衣替えのルールだけを優先すると、体調を崩しかねないのが現状です。
絽ちりめん着用ガイド
4月1日〜30日
まだ早いです。
5月1日〜31日
暑い日もありますがまだ早いです。
別の単衣きもの、袷きもので乗り切りましょう。
6月1日〜30日
絽ちりめんの季節です。

揚柳半衿
長襦袢は単衣長襦袢か絽長襦袢
6月1日〜30日通して揚柳半衿を付ければ単衣向き帯、夏帯どちらにも合います。

絽半衿
絽長襦袢に絽半衿。夏帯向き。
長襦袢、半衿とも麻素材は向きません。
7月1日〜31日
絽ちりめん着用可能
8月1日〜31日
絽ちりめん着用可能

絽半衿
絽長襦袢、紋紗長襦袢に絽半衿
帯は夏帯
長襦袢、半衿とも麻素材は向きません。
9月1日〜30日
絽ちりめん着用可能

絽半衿
絽半衿、夏帯の組み合わせは9月20日ごろまでを目安に。

楊柳半衿
9月1日〜30日通して楊柳半衿を付けておけば夏帯、単衣向き帯どちらにも合わせられます。
長襦袢、半衿とも麻素材は向きません。
麻の長襦袢はさらりとして涼しいのですが絽ちりめんの柔らかな風合いと相性は良くありません。できれば正絹、またはできるだけしなやかな洗える襦袢がおすすめです。
「絽ちりめんの着こなしガイド」は完全版ではなく、地域、TPOにより異なる場合もありますので、ひとつの目安としてお役立てください。
絽ちりめん、特選きもの名匠庵に色無地が10点ほどございます。

お問い合わせフォームより日時をご予約の上どうぞご来店ください。
※楊柳半衿についての解説は2021年5月1日の「きもののうんちく」をご覧ください。
※楊柳半衿は名匠庵公式オンラインショップ
または実店舗「特選きもの名匠庵」にてご購入いただけます。
社長の庭仕事
連日、気温35℃越えの名古屋。
週末は曇り空で30℃との予報で風も吹いていましたので
午前中の短時間だけ社長は草取りのため庭へ。

土曜日。サツキの植え込みの雑草を丁寧に取り除いています。
この植え込み、
初夏には満開のサツキの花を楽しめます。

5月末ごろ、満開のサツキ

日曜日。玄関まわりのお手入れ
通りかかる方が「毎年楽しみ」と声をかけてくださいますので
社長が年間を通して手を入れています。
ところで社長の庭仕事、
欠かせないのが小さめの熊手。
最近主流のプラスチック製ではなく
竹製が使いやすいとのこと。
修理に修理を重ねて大事に使っていましたが
いよいよ新しい竹の熊手を購入することに。
量販店ではプラスチックの熊手しか取り扱いがなく
調べましたら徳川美術館の近くに
臼井竹材店というお店があることがわかり
先日早速お邪魔してお目当ての竹製熊手を5本入手しました。

臼井竹材店のご主人も
一度に5本買う人初めて見たと
目を丸くしていらっしゃいましたが
これで当分
社長の庭仕事もはかどりそうです。
【下呂出張記】下呂名物「けいちゃん」を大安食堂で堪能!着物のお悩みも出張・持込で解決します 。
こんにちは!名古屋市名東区の呉服店『特選きもの名匠庵』の渡部です。
先週末のこの日は、下呂萩原の最高気温が34℃の予想。
朝から素晴らしい快晴に恵まれた出張日和となりました。

※澄み切った青空と飛騨川沿いの美しい景色。絶好のドライブ日和です。
今回は少し期間が空きまして、去年の12月以来、半年以上ぶりの下呂訪問となりました。

※いつ訪れても風情のある下呂駅前。
私自身、下呂温泉は大好きな温泉街。プライベートでも温泉を楽しみながら定期的に訪れるほど、思い入れのある大好きな街です。
今回の日帰り出張、午前中からお客様との商談が大変スムーズに進み、午後のお昼過ぎには無事に終了いたしました。いつも温かく迎えてくださる下呂の皆様、本当にありがとうございます。
さて、下呂にお伺いした際のランチといえば、私の中で「2択」と決まっています。
今回は、そのうちの1軒である“いつものお店”へ向かいました。

いつもお昼時は多くのお客様で満員御礼の「大安食堂」さんです。
ここは、下呂の最強ソウルフードである『けいちゃん(鶏ちゃん)』を、抜群のコストパフォーマンスでいただける名店。
味噌と醤油ベースの特製ダレにしっかり絡んだ、鶏肉の『けいちゃん』と、豚バラ肉の『とんちゃん』。これらをミックスして、さらにトッピングで『そば(焼きそば麺)』を入れてもらうのが、私の定番であり最高の組み合わせです!

※鉄板の上で香ばしく焼き上がる、けいちゃんととんちゃんのミックス。

下呂へ伺う際はいつも取引先の方と2人行動ですので、こうしてシェアしながら鶏と豚、両方の旨味を一度に味わえるのが最高に贅沢なひととき。今回も期待を裏切らない美味しさでした。
ちなみに、大安食堂さんはご飯のおかわりが可能です。
一昔前までは必ずおかわりをいただいていたのですが……最近はご飯1杯で十分お腹がいっぱいになるお年頃になりました(笑)。
そして、大変ありがたいことに、近々再び下呂にお伺いするお仕事をいただくことができました。
次回は、私流「下呂ランチの2択」のもう一軒をぜひご紹介できればと思います。
名古屋周辺だけでなく、下呂をはじめ遠方の皆様も、お着物に関するお悩み(丸洗い、シミ抜き、お仕立て替えなど)がございましたら、どうぞお気軽に名東区の『特選きもの名匠庵』までご相談ください。
【お手入れ事例】絞りの羽織を解いて誂えた形見のバッグを修理。
「大切な小物を、次世代へつなぐ」メンテナンス術
皆様のタンスの中には、大切にしまってある「形見分けのお品」や「思い出の詰まったおきものや帯」はございませんか?
先日当店で以前、お母様の形見の絞り羽織を解いて和装バッグをお誂えさせていただいたお客様から修理のご相談を承りました。
「気に入って使いすぎて、ついに持ち手がほつれてしまって……。なんとか直せませんか?」とのこと。


お持ちいただいたのは、絞りの柔らかな質感が美しい、趣のあるバッグです。
拝見すると、確かに持ち手部分は長年のご愛用で生地が擦れ、傷みが見られる状態でした。しかし、それは「いかにそのバッグがお客様の生活に寄り添い、愛されてきたか」という証でもあります。
その絞りのバッグを拝見しながら、お客様のそのお品への愛情を深く感じました。大切にされてきたものを、これからも変わらず使っていただきたく修理のご提案をさせていただきました。
今回のご相談で大切にしたのは、単に「直す」ことだけではありません。「これから先も長く、安心して愛用していただけるようにすること」です。
絞りのバッグの良さは、その軽やかさと手に馴染む柔らかさにあります。しかし、生地は繊細です。絞り生地の残り布があれば同じ布で持ち手を再度お作りすることも可能ですが、また同じように毎日使えば、いずれ同じ場所が傷んでしまいます。
そこで私たちがご提案したのは、「本革(レザー)」への持ち手変更でした。
「絞りの伝統的な風合いと、レザーの機能美」
一見、異素材の組み合わせに思えるかもしれませんが、実は非常に相性が良いのです。しなやかな絞りの質感を引き締め、全体的にモダンで高級感のある表情へと生まれ変わらせてくれます。何より、本革は耐久性が高く、使い込むほどに手に馴染むため、安心してお使いいただけるようになります。
先日、修理が完了したバッグをお客様のもとへお届けいたしました。
お客様はバッグを手に取り、「これでまた、安心してお出かけできますね。持ち手が新しくなったことで、バッグ全体の印象も引き締まって、とても素敵になりました」と大変喜んでくださいました。


絞りの繊細さと、本革の強さ。
新しい命を吹き込まれたそのバッグは、これからもお客様の日常を彩り、時には大切なお席でその方の装いを引き立てる名脇役として、長く愛され続けることでしょう。
「使い続ける」ことが、一番の供養になる
着物や和装小物において、形見分けのお品をタンスに眠らせてしまうことは、一番もったいないことだと私たちは考えています。
形見のお品は、実際に使うことで初めて輝き、お譲りくださった方の想いもまた、今の生活へとつながっていきます。
もし、壊れてしまったから、古くなってしまったからと諦めているお品がございましたら、「特選きもの名匠庵」にご相談ください。
バッグの持ち手交換だけでなく、帯のバッグへのリメイク、お着物の寸法直しや洗い張りなど、職人の技術と私たちの知識で、お品の状態とお客様のご希望に合わせた最適な解決策をご提案いたします。
「この先もずっと使っていきたい」
そんなお客様の想いを、これからも大切にサポートさせていただきます。
ご来店日時のご予約はお問い合わせフォームよりメールにて承ります。
【豊橋のお客様と着物談義】翡翠色のグラスで愉しむ紹興酒
こんにちは!名古屋市名東区の呉服店『特選きもの名匠庵』の渡部です。
先日、愛知県豊橋市のお客様のご自宅へお伺いいたしました。
お着物の思い出話に花を咲かせていると、「渡部さんはお酒、飲まれますか?」と嬉しい一言が。
なんと、大切にされている「紹興酒」を、名匠庵の社長と私の分までお裾分けしてくださったのです!
しかも、大変立派なグラスも。

このグラスは「夜光杯(やこうはい)」と呼ばれる美しい器です。月明かりの下でお酒を注ぐと光って見えることから、その名が付けられたのだそうです。
翡翠(ひすい)色の器に、琥珀(こはく)色の紹興酒――。この2つの色が混ざり合う姿は、繊細で豊かな色彩の掛け合わせに通じるものがあり、とても贅沢な気持ちに包まれました。

※梅雨の時期で月明かりはお預けでしたが、室内のライトでも十分に美しく輝いていました!
今月末には梅雨も明けるころ。普段はほとんどお酒を嗜まない私ですが、美しい月明かりの下、自宅でゆっくりと特別な時間を味わってみたいと思います。
「付け下げ」をなぜ付け下げと呼ぶか
今回は「付け下げ(つけさげ)」についてのお話を。
すっきりとした柄付けが魅力の「付け下げ」ですが、
そもそもなぜそのような名前で呼ばれるのか、
ご存じでしょうか。
「付け下げ」その名の由来は?
「付け下げ」の名前の由来をご紹介します。
付け。下げ。
その名の通り、
非常にシンプルで理にかなった理由があります。
仕立て上がった「付け下げ」を着装してみます。
胸元、袖、そして裾に、柄が配置されていますね。


この柄、正面の前身頃も後ろ姿の後身頃も
そしてお袖も
きものの肩山、袖山を境に
すべてちゃんと上を向いています。
「付け下げ」は白生地(反物)の状態のまま
「衿付け」を境に柄を「下げて」前と後ろに振り分けて描きます。
その製作上の配置により、この反物、このきものを「付け下げ」
と呼ぶのです。

売り場ではこのように反物の状態で販売しています

付け下げの反物を肩に合わせてみます

衿の付け根に白色の衿付けの目印があります

衿付け、肩山を境に反物を前後に下ろします

後ろに下ろした反物。裾の柄は上を向いています
付け下げの魅力と格について
付け下げは、小紋よりも格が高く、
総柄訪問着よりも軽やかな装いとして、
現代のライフスタイルに非常に馴染みやすいきものです。
「格式高い場でも、気取りすぎない余裕を見せたい」
「お茶会や観劇、友人との食事会で、さりげなく個性を光らせたい」
そんな、本物志向の皆様のニーズに寄り添うのが付け下げです。柄付けが控えめで上品なものは、帯の合わせ方一つで、お稽古着からちょっとしたパーティーまで幅広くお召しいただけます。まさに、大人の女性が「自分らしい品格」を表現するのに最適な一枚と言えるでしょう。
名匠庵がかなえる「最高の私」の装い
付け下げは、合わせる帯や小物によって、その表情を大きく変えます。だからこそ、TPOに合わせた正しい選び方が重要です。
「特選きもの名匠庵」ではお客様のお好みや、お召しになる場面に合わせたパーソナル・コーディネートをご提案しております。「この場面にはどんなきものを選べば間違いがないか」というご不安があれば、熟練のコンシェルジュが丁寧にお支度をお手伝いいたします。
お問い合わせフォームより日時をご予約の上ご来店ください。












