尾張名古屋の桐たんす
地元愛知の桐家具製造元の職人さんとコラボして
名匠庵好みの「尾張名古屋の桐たんす」が完成しました。
総桐きもの整理たんす 10段 幅106 × 奥行47 × 高さ125
デザインはシンプルに、
引き手金具も装飾を抑えてすっきりと。
厚みも程よい国産総桐きもの整理たんすです。
桐材は
職人さん自ら産地へ出向いて選んだ国産の桐を、
じっくりと渋抜き・乾燥させた良質な桐材だけを使用しています。
そして何十工程にも及ぶ作業全てに
一級家具技能士である職人の技が生かされています。
引出しに仕立て上りのきもの約1〜3枚、
最大約30枚のきものを収納できます。
写真の「名匠庵好み総桐きもの整理たんす」のほか、
□桐の仕上がりの色合い(焼桐、砥粉の加減)
□引き出しの数
□引き出しの深さ
□引き出しの中の仕切り板
□幅や奥行きのサイズ
□金具
□ご予算
などを選んでいただきお客様だけの
オリジナル桐たんすを製作することも可能です。
製作前に職人によるデザイン画の作成、
料金のお見積もりを必ずいたしますので
安心してご相談ください。
名匠庵好み総桐たんす、お客様オリジナルたんす共、
製作に約2カ月ほど頂戴いたします。
たんすのお届け、お支払い等につきましては
名匠庵へお問い合わせください。
※桐たんすに合わせたカバー「油単」(ゆたん)も
お好きな色、デザインでお作りします。
きものと長襦袢の相性 〜盛夏の絽きもの編〜
きものと長襦袢、
大切なのは色合わせだけではありません。
特に 初夏から盛夏、
秋口にかけて徐々に変化していくきものの素材に、
長襦袢も合わせていきましょう。
「盛夏の取り合わせ 絽のきもの編」
7月、8月の盛夏、
「絽の着物」には「絽の長襦袢」が定番です。
紬のしゃっきり感とはまた違う優しい印象の着姿になります。
正絹 絽訪問着 280,000円(税別) 加工、仕立代別
正絹 絽長襦袢 43,000円(税別) 半衿、仕立代別
半衿は正絹の絽の半衿をつけます。
ただし最近は化繊の半衿にも
良い質感のものがあります。
何度か洗っても白の色や風合いが変わりませんので
こちらもお試し下さい。
東レ シルックバイヤス絽半衿 1,500円 税別
盛夏の、やわらかいきものに合う長襦袢は他にも
正絹 紋紗長襦袢 63,000円(税別) 半衿 仕立代別
紗織に夏らしい柄が織り込まれています。
薄手のきものからこの紋柄が透けるように
コーディネートする着方もあります。
さらに最近のおすすめとしては、
正絹 紗ストレッチ長襦袢 63,000円(税別)半衿 仕立代別
この「紗ストレッチ長襦袢」は、
京都のメーカー「トキワ商事」さんが
夏の長襦袢にありがちなヒップあたりの破れ対策に
日頃きものをよく着る係員が実際に着用し、
なんども強度を確かめて製作した自信作です。
しなやかな紗地で肌触りが良く、
きものの着姿が柔らかな印象になります。
正絹でありながら体の動きに合わせ伸縮し、
破れにくくなっています。
写真のブルーグレー、ピンクの他
白色もございます。
その他洗える長襦袢、
ニ部式長襦袢など
各種ご相談いただけます。
盛夏のきものについてのご相談、ご用命は
お電話またはメールにてご連絡ください。
きものと長襦袢の相性 〜盛夏の紬編 〜
きものと長襦袢、
大切なのは色合わせだけではありません。
特に 初夏から盛夏、
秋口にかけて徐々に変化していくきものの素材に、
長襦袢も合わせていきましょう。
季節ごとに少しづつ、ご紹介していきますね。
「盛夏の取り合わせ 紬編」
盛夏のきものは「シワになりやすい」素材が多いのですが
上手に付き合えばシャキッとした着心地で
暑いながら気持ちよく過ごせます。
注意点として、特に麻など、
「シワになりやすい」素材の「きもの」を着た時、
「シワになりにくい」素材の「長襦袢」を着ると
きものだけがシワで縮んで、
袖口から長襦袢の袖が出てしまうことがあります。
例えば
シワになる「麻のきもの」+シワになりにくい「正絹絽長襦袢」
この組み合わせですと、着てしばらくは良いのですが、
動いているうちにだんだんこうなりがちです。
(私物を試しに着てみます)
シワになりやすいきものの時は
同じく麻などの素材の長襦袢合わせることをおすすめします。
シワになる「麻のきもの」+同じく「麻の長襦袢」
この組み合わせでは
どちらも同じようにシワになるので長襦袢が
袖口から出てきません。
名匠庵の商品で組み合わせしてみます。
季節のきもの「シワも味のうち」で掲載した
本麻手織の「能登上布」に「本麻絽の長襦袢」を。
□ 石川県指定無形文化財 本麻手織 能登上布
織元 山崎 仁一
手織かすり 麻100%
長さ 13・8m
参考上代780,000円(税別) ロウ引き他加工、仕立別
□ 小千谷麻絽襦袢 NO 4 白色
長さ10.5m 麻100%
参考上代 63,000円(税別) 半衿、仕立別
この組み合わせを初夏に。
そして長襦袢の色を生成色にすると
□ 小千谷麻絽襦袢 NO 3 生成色
長さ10.5m 麻100%
参考上代 63,000円(税別) 半衿、仕立別
長襦袢の色を変えるだけで
夏の終わりの落ち着いた気配がほんのり伝わる、、、
気がしますね。
その他、麻の長襦袢として
□ 麻紗長襦袢 白色 麻100%
流水など地紋柄入り
参考上代 32,000円 (税別)半衿、仕立別
こちらは織柄で流水などの涼しげな柄入りです。
透けるきものに合わせて
柄の透け感を楽しむ、という着方もあります。
シワも味のうち
夏のきものには、そう思える(思いたい?)素材の
きものがあります。
麻、綿麻、芭蕉布、絹芭蕉、
極細い麻糸で織られた上布、、、。
例えば能登上布。
石川県指定無形文化財 本麻手織 能登上布
織元 山崎 仁一
手織かすり 麻100%
長さ 13・8m
シワも味のうち。
シワのおかげで、
きものが体にまとわりつかず風が入る、、、。
とは言ってもあまりにきものがシワシワでは
かっこ悪いですし、
感じよく涼やかに着こなしたいですよね。
きもののシワは、
麻など、
素材そのものの特性でシワになりやすい、
という事の他に、
汗が原因でついてしまうシワもあります。
汗で湿っている時に座ったり、
腕を曲げていたりするとシワがしっかりついてしまいます。
対策としては
①汗がきものにひびかないように
通気性の良い肌着を着ること
②ステテコを履くこと
③透けないようならきものの腰から下に
居敷当てをつけること
④座る時、きものを手で整えながら
シワに気をつけて座ること
などで、同じシワでも上手にシワがつくと思います。
麻の着物についてしまったシワは
脱いだ後ハンガーにかけ、
霧吹きでたっぷり水を含ませ、
手できものを叩いてシワを伸ばし、
陰干しします。
(麻は擦ると毛羽立ちますのでご注意ください。)
こういったシワになりやすいきものには
長襦袢との組み合わせも大切です。
詳しくは
「季節のきもの 」ページの
「きものと長襦袢の相性 盛夏の紬編」をご覧下さい。
さらにオトナの浴衣
半巾帯を合わせれば気軽に縁日へ、
夏のなごや帯なら
高級浴衣として足袋を履いて
ちょっとしたお出かけ着に。
麻の葉に菱 絞り染め浴衣地 綿100%
(着付け用ボディーに着装しました。
柄合わせはイメージです。)
46,800円(税別) 仕立別
麻なごや帯 藍色絞り染め トンボ柄 麻100%
168,000円(税別) 仕立別
グレー地の浴衣ですが、明るさがあります。
今回は浴衣と帯の色合いを寒色でまとめました。
40代後半の方から
長く楽しめる取り合わせです。
帯締め、帯揚げは
お召しになる方によっておすすめが変わりますので、
合わせていません。
お仕立て、小物合わせのご相談は名匠庵までお越し下さい。
ご来社ご予約、お問い合わせはこちらからどうぞ。
オトナのお呼ばれ浴衣
夏祭り、浴衣茶会、桟敷で花火見物、
大相撲名古屋場所、祇園祭、、、。
今年、浴衣でお出かけしたい場所はどこでしょう。
夏らしく、
きれいなビタミンカラーの浴衣をご紹介します。
絞り染め 付け下げ浴衣 綿100%
朝顔柄
78,000円(税別) 仕立別
本麻 染めなごや帯 麻100%
腹の柄 雪輪に貝
腹の片側は雪輪に花菖蒲
お太鼓の柄は 雪輪に貝と雪輪に花菖蒲
98,000円(税別) 仕立別
半巾帯も良いのですが、
名古屋帯をしめてもいい浴衣です。
夏の帯締め、帯揚げ、
長襦袢に麻の半衿、麻の足袋など小物も楽しみです。
お仕立ての打ち合わせ、小物合わせに
名匠庵へお越し下さい。
ご来社ご予約、お問い合わせはこちらからどうぞ。
本場 小千谷の「麻絽半衿」
先日ご紹介した小千谷の「麻絽襦袢」。
麻、綿麻、芭蕉布、絹芭蕉など
盛夏のお洒落きものに最適です。
麻絽襦袢に、「麻絽の半衿」はいかがでしょう。
小千谷 麻絽白半衿
麻100%
縦シボ入り
参考上代5,000円(税別)
※メーカーには他に「薄いピンク」がございます。
参考上代6,000円(税別)
ピンクはお取り寄せとなります。
この麻絽半衿、縦にシボが入っているおかげで
時々首に当たる感触が、シャリッとして
ベタつきません。
小千谷 「麻絽半衿」は男性用もあります。
小千谷 麻絽 色半衿
麻100%
縦シボ入り
参考上代5,000円(税別)
※シーズンにより取扱い色が若干変わります。
ご希望色などメーカーへ在庫問い合わせの上
お取り寄せとなります。
「小千谷麻絽半衿」は女性用、男性用と分けていますが
違いは、男性用の方が少しだけ長いということと
絽の目が男性用の方が細かいということです。
写真左下 女性用麻絽半衿
写真右上 男性用麻絽半衿
男性用の半衿の色、、、渋くて良い色です。
女性がお洒落着に使ってもかまわないと思います。
メールまたはお電話(052-772-4682)でお問い合わせ下さい。
本場 小千谷の「麻絽襦袢」
雪国越後(新潟)、小千谷の本麻長襦袢です。
麻、綿麻、芭蕉布、絹芭蕉など
シワを上手に楽しむ素材のきものに合わせます。
小千谷麻絽襦袢 No.1 ピンク
長さ10.5m
参考上代 63,000円(税別)
小千谷麻絽襦袢No.2 生成り
小千谷麻絽襦袢No.3 ブルーグレー
長さ10.5m
参考上代 2点共 63,000円(税別)
写真掲載色の他
白・薄グレー・薄緑 がございます。
麻100%
しかも、絽です。
軽やかで、熱がこもらず、さらりとした肌触りで
気持ち良くお召しいただけます。
この麻絽襦袢はご家庭で水洗いできます。
汗などを洗わずに長時間置いておくと
変色や黄変のもとになりますので
こまめに洗えるのは嬉しいですね。
はじめに、お洗濯前に
袖の中(袂)のなかを見てみましょう。
小さなホコリなどが入っていたら
取り除いておきます。
以下、商品に添えられている取扱いの注意点
からお洗濯について抜粋いたします。
□洗濯機の場合
軽くたたんで洗濯ネットに入れ、
漂白剤を含まない中性洗剤を少量使い、
ソフト(手洗い)コースなどでお洗い下さい。
よくすすいだ後、脱水も弱く短めにします。
乾燥機などは使わずに、
すぐにきものハンガーに掛けて
手で形を整えながら風通しの良い日陰に干し、
半乾きのうちにアイロンをお掛け下さい。
□手洗いの場合
水又はぬるま湯に浸し、
優しく押し洗いします。
けっしてゴシゴシとこすらないで下さい。
最初のお洗濯で
おもに身丈が多少詰まります。
また色物は長時間の漬け置きや、
濡れた状態に放置しますと
色のにじむ場合もあります。
以上のような注意点の他、
摩擦により、スレや毛羽立ちが起こりやすいという
麻の特性をご理解いただき、
やさしくお取扱いいただき、末長くご愛用下さい。
ご心配な方はきものお手入れ専門店にご依頼下さい。
名匠庵でも麻製品のクリーニング、
お手入れをお受けしております。
半衿を「小千谷麻絽の半衿」(5,000円 税別)
にしますと本当に涼しくお召しいただけます。
お色の確認、お仕立ての打ち合わせなど
名匠庵ご来社のご予約はメールまたはお電話(052-772-4682)でどうぞ。
夏の無地きもの染め上がりました。
社長が色出しした夏の無地きものが
染まってきました。
生地は西陣の「河村つづれ」さんのもの。
帯のメーカーさんです。
帯やさんらしく、
西陣織の夏帯の組織を組み合わせてきもの地を織り、
夏のきものにとって大切な「シャリ感」をだしました。
手触りは「シャリッ、サラッ」で、涼しげなきものです。
紋柄は「七宝立涌紋」。
お茶会や、おめでたい席に向いています。
白い長襦袢でお召しいただいたとき
きものの水色が引き立つように、
社長が染めやさんと打ち合わせして染め上げたものです。
帯は、
紗袋帯を合わせて格調高く、
また絽綴の八寸名古屋帯も良いものです。
ですが、今回は近頃あまり流通していない
織の夏名古屋帯を合わせてみました。
お腹の柄はこちら
夏の名古屋帯は絽の綿芯を入れてお仕立てします。
河村つづれ「七宝立涌文生地 別染夏着尺三丈」
参考上代 280,000円(税別・仕立加工別)
織の絽名古屋帯
参考上代 68,000円(税別・仕立別)
帯、小物合わせ、お仕立てのご相談のご来店をお待ちしております。
メールにてご連絡下さい。
きものを解いて小物作り 「ブラックフォーマルバック」
お客様からお母さまの形見のきものや帯をお預かりしました。
着られるものは寸法直しなどして次の世代へ。
どうしても着られそうにない、けれど思い出に手元に残したいものもあります。
そんなきものを解いて、ご自身や、親しい方々への形見分けの品として
念珠入れやバックを製作させていただきました。
写真の掲載をお許しいただきましたのでご紹介させていただきます。
喪服用の帯を解いて 作ったブラックフォーマル用のバック。
マグネット付きで安心です。
柄が連続して繋がっている六通の名古屋帯でしたので、
同型のバックを5つ作ることができました。
中にポケットが3つ付いています。
底には鋲が付いています。
底と、マチの生地は黒の羽織を解いたものを使っています。
こちらの袋物は一つづつお箱に入れてお納めさせていただきました。
ご希望の型や裏地などの打ち合わせ、お見積もりの後に
解き、洗い、筋消しなどの加工、袋物製作に移ります。
様々な型があり、お見積もりさせていただきますのでどうぞご相談下さい。