振袖小物
先日、名古屋の和装小物メーカー
「(株)大善」にお邪魔して、
振袖小物を選ばせていただきました。
これらの小物類は
名匠展などの催しの際などに
ご覧いただけます。

こちらはほんの一部。
華やかな飾りのついた「丸ぐけの帯締め」は
色が良く、飾りが大げさに盛りすぎていない、
などの点を考慮して選んでいます。

こちらは絞りの帯揚げ。
キラキラのラメが施してあるものもお借りしています。
成人式会場やホテルの宴会場、レストランなどの
ライトの下でとても綺麗です。

もちろん、平組の正統派帯締めはじめ
刺繍半衿、髪飾り、草履バックセットなども
ご覧いただけます。
その他ショール、足袋、腰紐、肌着など
着付けに必要な小物もご相談いただけます。
小物に関しましては一部お取り寄せの商品もあり、
お渡しまで少々お時間を頂戴する場合もございます。
ご来社日ご予約の上お越しくださいませ
(月に一度の名匠展開催日はご予約不要です。)
紬のきものを作務衣に
お客さまから
「お母さまの紬のきもの」を「ご主人様の作務衣」に
作り替えたいとのご依頼をいただきました。
紺色の無地の紬きものです。
仕立やさんと寸法の打ち合わせをしまして
生地が足りないことがわかり、
もう一枚黒地の紬きものをお預かりして
それぞれ「解き・洗い張り」をいたしました。

そして出来上がったのがこちらです。

「男性用紬作務衣」お客様に許可をいただき、掲載させていただきます。



催事の時には必ず紬の作務衣を着ている営業部長が
ご主人様のイメージでデザインをさせていただき、
紺色の紬をメインの色に、
黒色の紬を差し色にしてデザインしました。
動きやすさを重視しつつ、
スマートで、もたつかないシルエットになるように
仕立てをさせていただき、
とても喜んでくださったそうで安心いたしました。
ところでこちらの作務衣は上衣、ズボンとも
単衣仕立てです。
着やすいよう上衣に「肩すべり」をつけました。

ズボンの内側には腰から膝下まで当て布をしています。

痛みやすいズボン前面にも内側に当て布をつけました。

名匠庵では
お客様のきものを解いて、
または反物から、
作務衣やポンチョなどをお作りいたします。
手元、足元をゴムや共生地で作った紐で
調整できるようにしたり、
ズボンをもっと幅広く、
上衣の両脇にスリットを入れたり、
ポケットの数や形などご希望を伺って
お仕立ていたします。
(もちろん既製のM、Lサイズで仕立て、という
シンプルなご注文も可能です。)
男性用、女性用、お子様用、海外の方用など、
作務衣についてご相談いただけます。
メールにてご来社日ご予約の上どうぞお越しください。
福助 足袋の試し履きをしていただけます。
足袋の有名メーカー「福助」に依頼して
試し履き用の足袋を揃えました。
名匠庵本社ショールームにてご試着いただけます。

試し履き足袋のサイズについて (4 枚こはぜ ・右足 用)
ふっくら型 21.5㎝〜28.0㎝
ゆたか型 21.5㎝〜28.0㎝
なみ型 21.5㎝〜28.0㎝
ほそ型 21.5㎝〜26.0㎝
ささ型 21.5㎝〜26.0㎝
素材は綿キャラコ
サイズは各足型 5㎜刻みで揃っております。
※福助 足袋について 「きもの作法とマナー」のページ もご参照ください 。
足袋は下着同様、一度でも身につけたお品は返品ができません。
この機会にご試着いただき 、ぴったりと足に添う
履きやすい足袋のサイズを見つけていただきたいと思っております。
足袋の職人さんは常駐しておりませんが
私どもの経験に基づいたアドバイスをさせていただきます。
ちょうど良い足袋が見つかるまで、じっくりとご試着ださい。
ご購入の際にはお取り寄せとなるサイズがあり、
少々お時間を頂戴する場合もございます。
※サイズは福助独自の採寸に基づいたものとなっております。
メーカーによって多少の差がございます。
福助足袋試し履きご希望の際には
メールにてご来社日時のご予約をお願いたします。
毎月の「名匠展 」開催期間中はご予約不要です。
どうぞ直接お越しくださいませ。
大阪の老舗 菊之好 (きくのこのみ)の草履 〜鼻緒の楽しみ〜
たびたびご紹介しております
大阪のメーカー『菊之好』のバルーン草履。
今回は鼻緒の楽しみについてご紹介します。

帆布生地で作った一枚芯の草履をベースに、
鼻緒ひとつでいかに雰囲気が変わるか、ご覧ください。

こちらは菊之好バルーン一枚芯草履に
東京の老舗メーカー『五嶋紐』の組紐鼻緒をのせました。
白地の鼻緒、前つぼが赤という丹頂鼻緒は
柄つけが軽めの付下きもの、
格が軽めの帯合わせの時の色無地、
小紋きもの、紬きものに。
※草履台の高さが4分2半、5分3段でしたら、
訪問着にもお使いいただけます。


柄入りの組紐鼻緒は趣味の着物に。

銀糸使いの五嶋紐の組紐鼻緒は
光沢がありますので
柄が軽めの付下きもの、
格が軽めの帯合わせの時の色無地、
小紋きものに。
※草履台の高さが4分2半、5分3段でしたら、
色留袖、訪問着にもお使いいただけます。

菊之好バルーン草履に、共生地の白色鼻緒。
シンプルで合わせやすい組み合わせです。
付下、色無地、小紋、
そして紬きものにもお使いいただけます。
※草履台の高さが4分2半、5分3段でしたら、
色留袖、訪問着にもお使いいただけます。


こちらは共色鼻緒の前つぼを
赤色に変えて見ました。
赤も艶あり、艶なし、お選びいただけます。
これはお好みが分かれますね

前つぼシルバー。
カッコいいです。

個人的に
おススメの組み合わせ。
ほんのりうすいピンク色の帆布生地に
帆布生地の白鼻緒、
前つぼはゴールド。
やわらかな印象です。
菊之好製 帆布生地一枚芯バルーン草履台・共生地鼻緒
参考上代 65,000円税別
(五嶋紐鼻緒、台の高さによりお値段変動いたします。)
草履など和装小物もお手にとってご覧いただけます。
ご来社ご予約、お問い合わせは、メールにてお願い致します。
草履修理もご相談ください。
「菊之好製 バルーン草履 四分三段」を
特選きもの名匠庵の公式オンラインショップで
販売しております。
宮古上布の手入れ
8月の末に訪れた宮古島。
宮古島で宮古上布を着てみたい、
という夢をひとつ叶えてきました。
宮古島の強い日差しも
高温もなんのその。
軽くてサラシャリとした肌触りの宮古上布のきものは
一日中快適に過ごすことができました。
さて、
一日着てシワになった宮古上布。

シワも味のうち、と言いつつ結構なシワです。
もう9月には季節的に着られませんので
タンスにしまいたいと思います。
用意したのは霧吹きと
新聞6日分と
きもの用ハンガー

「麻のきもののシワ取りに使う霧吹き」は、
プロ用の粒子の細かいものでなくても
大丈夫。
市販のガラスクリーナーのボトルを
しっかりなんども洗ったものに水を入れて使います。

ごく稀に 大きめの水滴が出ますが気にせずたっぷり使います。
作業は風通しの良い日陰で。
きもの用ハンガーに掛け、
下に新聞を厚めに広げて準備完了。

たっぷり全体に、霧吹きをかけます。
きものに霧吹きをかけるのはドキドキしますが
思いきってしてみて下さい。
(ただし肩山、袖山はなるべく折り目を残したいので
避けてください。)

水をたっぷり含んで光っていますね。
そっと手で生地目を整えます。
水に濡れた状態でこすると毛羽立ちの原因になりますので
注意して下さいね。
水の重みで自然にシワが伸びていきます。

40分。
だんだん乾いてきました。
シワも気にならなくなっています。
(夏場なら30分で乾きます。)
全体が乾いたら
ハンガーから外し、折り目正しくたたみます。

新聞紙で挟み、


しっかり押しをします。
上になる呉服箱の中に重いものを均等にいれています。
きものを2つ折りにした輪の部分に
きつい折り目がつくのを避けるため
少しずらして置きます。
その後、念のためもう一度ハンガーに掛け
風通しの良いところで軽く干し
きちんと畳んでたとう紙に入れ、
タンスにおさめました。
また、来年、です。
尾張名古屋の桐たんす
地元愛知の桐家具製造元の職人さんとコラボして
名匠庵好みの「尾張名古屋の桐たんす」が完成しました。

総桐きもの整理たんす 10段 幅106 × 奥行47 × 高さ125
デザインはシンプルに、
引き手金具も装飾を抑えてすっきりと。
厚みも程よい国産総桐きもの整理たんすです。
桐材は
職人さん自ら産地へ出向いて選んだ国産の桐を、
じっくりと渋抜き・乾燥させた良質な桐材だけを使用しています。
そして何十工程にも及ぶ作業全てに
一級家具技能士である職人の技が生かされています。

引出しに仕立て上りのきもの約1〜3枚、
最大約30枚のきものを収納できます。
写真の「名匠庵好み総桐きもの整理たんす」のほか、
□桐の仕上がりの色合い(焼桐、砥粉の加減)
□引き出しの数
□引き出しの深さ
□引き出しの中の仕切り板
□幅や奥行きのサイズ
□金具
□ご予算
などを選んでいただきお客様だけの
オリジナル桐たんすを製作することも可能です。
製作前に職人によるデザイン画の作成、
料金のお見積もりを必ずいたしますので
安心してご相談ください。
名匠庵好み総桐たんす、お客様オリジナルたんす共、
製作に約2カ月ほど頂戴いたします。
たんすのお届け、お支払い等につきましては
名匠庵へお問い合わせください。
※桐たんすに合わせたカバー「油単」(ゆたん)も
お好きな色、デザインでお作りします。
きものと長襦袢の相性 〜盛夏の絽きもの編〜
きものと長襦袢、
大切なのは色合わせだけではありません。
特に 初夏から盛夏、
秋口にかけて徐々に変化していくきものの素材に、
長襦袢も合わせていきましょう。
「盛夏の取り合わせ 絽のきもの編」
7月、8月の盛夏、
「絽の着物」には「絽の長襦袢」が定番です。
紬のしゃっきり感とはまた違う優しい印象の着姿になります。

正絹 絽訪問着 280,000円(税別) 加工、仕立代別
正絹 絽長襦袢 43,000円(税別) 半衿、仕立代別
半衿は正絹の絽の半衿をつけます。
ただし最近は化繊の半衿にも
良い質感のものがあります。
何度か洗っても白の色や風合いが変わりませんので
こちらもお試し下さい。

東レ シルックバイヤス絽半衿 1,500円 税別
盛夏の、やわらかいきものに合う長襦袢は他にも

正絹 紋紗長襦袢 63,000円(税別) 半衿 仕立代別
紗織に夏らしい柄が織り込まれています。
薄手のきものからこの紋柄が透けるように
コーディネートする着方もあります。
さらに最近のおすすめとしては、

正絹 紗ストレッチ長襦袢 63,000円(税別)半衿 仕立代別
この「紗ストレッチ長襦袢」は、
京都のメーカー「トキワ商事」さんが
夏の長襦袢にありがちなヒップあたりの破れ対策に
日頃きものをよく着る係員が実際に着用し、
なんども強度を確かめて製作した自信作です。
しなやかな紗地で肌触りが良く、
きものの着姿が柔らかな印象になります。
正絹でありながら体の動きに合わせ伸縮し、
破れにくくなっています。
写真のブルーグレー、ピンクの他
白色もございます。
その他洗える長襦袢、
ニ部式長襦袢など
各種ご相談いただけます。
盛夏のきものについてのご相談、ご用命は
お電話またはメールにてご連絡ください。
きものと長襦袢の相性 〜盛夏の紬編 〜
きものと長襦袢、
大切なのは色合わせだけではありません。
特に 初夏から盛夏、
秋口にかけて徐々に変化していくきものの素材に、
長襦袢も合わせていきましょう。
季節ごとに少しづつ、ご紹介していきますね。
「盛夏の取り合わせ 紬編」
盛夏のきものは「シワになりやすい」素材が多いのですが
上手に付き合えばシャキッとした着心地で
暑いながら気持ちよく過ごせます。
注意点として、特に麻など、
「シワになりやすい」素材の「きもの」を着た時、
「シワになりにくい」素材の「長襦袢」を着ると
きものだけがシワで縮んで、
袖口から長襦袢の袖が出てしまうことがあります。
例えば

シワになる「麻のきもの」+シワになりにくい「正絹絽長襦袢」
この組み合わせですと、着てしばらくは良いのですが、
動いているうちにだんだんこうなりがちです。
(私物を試しに着てみます)

シワになりやすいきものの時は
同じく麻などの素材の長襦袢合わせることをおすすめします。

シワになる「麻のきもの」+同じく「麻の長襦袢」
この組み合わせでは
どちらも同じようにシワになるので長襦袢が
袖口から出てきません。

名匠庵の商品で組み合わせしてみます。
季節のきもの「シワも味のうち」で掲載した
本麻手織の「能登上布」に「本麻絽の長襦袢」を。

□ 石川県指定無形文化財 本麻手織 能登上布
織元 山崎 仁一
手織かすり 麻100%
長さ 13・8m
参考上代780,000円(税別) ロウ引き他加工、仕立別
□ 小千谷麻絽襦袢 NO 4 白色
長さ10.5m 麻100%
参考上代 63,000円(税別) 半衿、仕立別
この組み合わせを初夏に。
そして長襦袢の色を生成色にすると

□ 小千谷麻絽襦袢 NO 3 生成色
長さ10.5m 麻100%
参考上代 63,000円(税別) 半衿、仕立別
長襦袢の色を変えるだけで
夏の終わりの落ち着いた気配がほんのり伝わる、、、
気がしますね。
その他、麻の長襦袢として

□ 麻紗長襦袢 白色 麻100%
流水など地紋柄入り
参考上代 32,000円 (税別)半衿、仕立別
こちらは織柄で流水などの涼しげな柄入りです。
透けるきものに合わせて
柄の透け感を楽しむ、という着方もあります。
シワも味のうち
夏のきものには、そう思える(思いたい?)素材の
きものがあります。
麻、綿麻、芭蕉布、絹芭蕉、
極細い麻糸で織られた上布、、、。
例えば能登上布。

石川県指定無形文化財 本麻手織 能登上布
織元 山崎 仁一
手織かすり 麻100%
長さ 13・8m
シワも味のうち。
シワのおかげで、
きものが体にまとわりつかず風が入る、、、。
とは言ってもあまりにきものがシワシワでは
かっこ悪いですし、
感じよく涼やかに着こなしたいですよね。
きもののシワは、
麻など、
素材そのものの特性でシワになりやすい、
という事の他に、
汗が原因でついてしまうシワもあります。
汗で湿っている時に座ったり、
腕を曲げていたりするとシワがしっかりついてしまいます。
対策としては
①汗がきものにひびかないように
通気性の良い肌着を着ること
②ステテコを履くこと
③透けないようならきものの腰から下に
居敷当てをつけること
④座る時、きものを手で整えながら
シワに気をつけて座ること
などで、同じシワでも上手にシワがつくと思います。
麻の着物についてしまったシワは
脱いだ後ハンガーにかけ、
霧吹きでたっぷり水を含ませ、
手できものを叩いてシワを伸ばし、
陰干しします。
(麻は擦ると毛羽立ちますのでご注意ください。)
こういったシワになりやすいきものには
長襦袢との組み合わせも大切です。
詳しくは
「季節のきもの 」ページの
「きものと長襦袢の相性 盛夏の紬編」をご覧下さい。
さらにオトナの浴衣
半巾帯を合わせれば気軽に縁日へ、
夏のなごや帯なら
高級浴衣として足袋を履いて
ちょっとしたお出かけ着に。

麻の葉に菱 絞り染め浴衣地 綿100%
(着付け用ボディーに着装しました。
柄合わせはイメージです。)
46,800円(税別) 仕立別
麻なごや帯 藍色絞り染め トンボ柄 麻100%
168,000円(税別) 仕立別
グレー地の浴衣ですが、明るさがあります。
今回は浴衣と帯の色合いを寒色でまとめました。
40代後半の方から
長く楽しめる取り合わせです。
帯締め、帯揚げは
お召しになる方によっておすすめが変わりますので、
合わせていません。
お仕立て、小物合わせのご相談は名匠庵までお越し下さい。
ご来社ご予約、お問い合わせはこちらからどうぞ。












