豪雨の後はご用心
令和5年(2023年)6月2日、
夕方から夜にかけ愛知県豊橋市をはじめ東三河に
線状降水帯の雲が長時間にわたりかかり続けました。
台風2号の雲と梅雨前線の発達によって
東三河各地で観測史上最大の雨量を記録しました。
ちょうどその日は翌日からの展示会の準備のため
夕方、豪雨の直前に豊橋市に到着し、
鳴り続ける携帯電話の警報アラームと
聞いたことのないような激しい雨音のなか
会場に展示品を搬入したのでした。
翌日は晴れ間も見え、無事に展示会を開催できたのですが
初めて体験した線状降水帯による豪雨の怖さに
忘れられない催しとなりました。
その1年後のことです。
東三河にお住いのお客様から
着物のお手入れを大量にお預かりしました。
箪笥に大切にしまっていたつもりが
ことごとくうっすらとカビがついてしまったとの事。
悉皆やさんによると、同じタイミングで
東三河にお住いの多くのお客様から
きものの湿気によると思われるご相談が
例年にくらべ大量に寄せられたそうです。
みなさん口を揃えて
線状降水帯による豪雨は経験したけれど
浸水被害などはなかったのに?、、、と。
ここのところ年を追うごとに
酷暑、そして豪雨と
過去に経験したことのない極端な気象が発生します。
お着物の保管についてこれまでは
一枚づつ虫干し、は無理としても
空気が乾燥している時期に点検がてら
箪笥の引き出しをしばらく開けておいて、
などとお話ししていました。
しかし、これからは
豪雨の後は箪笥の中、
たとう紙、着物の状態はもとより
着物を保管しているお部屋の湿度も
こまめに点検することが
お着物を守ることにつながるのでは、
とお伝えしたいと思います。

雨 名古屋市 平和公園にて
週末、シルバーウィークにかけて
台風25号と秋雨前線の影響で
湿度が高い日が続きます。
その後晴れ間が続き、空気が乾燥しましたら
どうぞ箪笥のお着物の点検をお忘れなく!
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