庭師さん
毎年名匠庵の庭の管理をお願いしている
浅井園芸さん。
今年も庭木のお手入れに来てくださいました。
大将と奥様、息子さん、職人さんの4人で
猛暑の中作業してくださっています。
そして本日2日目。
スッキリ整った庭を見て、
社長と営業部長2人して
あ、散髪いこ
とつぶやいたのでした。
【名匠展】8月の催し「葉月 名匠展」平成29年8月5日(土)・6日(日) –「振袖と黒留袖」展 –
名匠展 8月の催しのご案内「振袖と黒留袖」展
と き : 平成29年 8月5日(土)・6日(日) 10時〜17時
ところ : 特選きもの「名匠庵」(名古屋市名東区平和が丘4丁目299 → MAP)
「振袖と黒留袖」展
お嬢様の第一礼装
「振袖」
既婚女性の第一礼装
「黒留袖」
晴れの日の衣裳、
振袖と黒留袖を展示販売いたします。
上質で華やかな礼装きものを
ご覧ください。
〈おしなぶれ〉
□ きもの・帯各種
振袖・黒留袖・色留袖・訪問着・付け下げ・色無地・小紋・袋帯・名古屋帯・長襦袢・お宮参りきもの・七五三きもの・全国産地紬・喪服類・和装小物・和のインテリアなど
□ きもの相談会
きものお手入れ(クリーニング)・染め替え・ご寸法直し
コーディネートや着付のコツなど、ご相談いただけます。
〈草履鼻緒すげ職人来場〉
草履の底ゴム取り替え・鼻緒すげ直しなど、はきやすく調整いたします。(一部有料)
お手持ちの草履、下駄をお持ちください。
草履修理、鼻緒すげ替えなどご相談お受けいたします。
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特別企画 「礼装草履バック特選集」
大阪の老舗「菊之好」謹製の
礼装用草履バックを揃えました。
きものに合わせてコーディネート
いたします。
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※「名匠展」はご来場ご予約不要ですが、あらかじめご覧になりたいものなどがございましたらメールかお電話にてお知らせいただけましたら幸いです。
<お問い合わせ先>
名匠庵 本社ショールーム
〒465-0097 名古屋市名東区平和が丘4丁目299
TEL. 052-772-4682
FAX. 052-776-5800
地下鉄東山線 一社駅から徒歩7分
一社駅(北口)からご連絡くだされば、お車にてお迎えにあがります。お気軽にお問い合わせください。
駐車場 10台有
歌川広重
今年、平成29年。
浮世絵師の歌川広重は生誕220周年を迎えるそうです。
愛知県安城市安城町の「安城市歴史博物館」で
7月22日(土)〜9月3日(日)まで 特別展
「生誕220年 広重 雨、雪、夜 風景版画の魅力をひもとく」
が開催されます。
8月5日の名匠展に、
豊橋市のお客様をバスでご案内して、
展示会、ご昼食、博物館見学でおもてなしする
ミニバスツアーを計画していまして、
博物館の下見のため安城に出掛けてきました。
※この日は7月22日の開催に向け準備中でした
同じ愛知県内ですが安城市を訪れる機会はあまりなく
歴史博物館は初めて訪れました。
こちらは、松平氏四代50年の居城跡を整備した
安祥城址公園「安祥文化のさと」の中にあります。
安城の歴史を大切にしていること、
地元の歴史を現代、後世に伝えたいという思いが
博物館受付担当の方のお話しぶりから伝わってきました。
ところで歌川広重は「雨の画家」ともいわれています。
「雨の庄野」「雪の蒲原」など雨や雪が
印象的な作品が数多く残っています。
今回、保永堂版「東海道五拾三次之内」全揃や
全国の名所絵など154点が会期中、
前・後期に分けて展示されるそうで、
特に作中の雨、雪、夜に注目した構成となっているそうです。
広重の風景版画の中の登場人物の感情に想いをはせつつ
版画の中の様々な仕掛けを読み解くことが出来そうですね。
また、名匠展バスツアー当日の8月5日は
「安城七夕まつり」も開催されています。
風にそよぐ七夕飾りを
バスの車窓からお楽しみいただけるかなと思います。
さて、広重にちなみ
染なごや帯をご紹介します。
歌川広重 東海道五十三次之内 四日市 より
一珍染 なごや帯 参考上代248,000円(税別)(帯芯、仕立代別)
東海道四日市宿近く、
三重川(三滝川)辺りの風景を描いた
広重の「四日市」をイメージした染め帯です。
他に「箱根」「京都」など数種類あります。
染帯を実際にご覧いただけますので
どうぞメールにてご予約の上ご来社ください。
文月名匠展 ご来場ありがとうございました
週末の7月15日(土)16日(日)は名匠庵本社で
文月名匠展を開催いたしました。
展示会をきっかけに、初めて名匠庵にお越し下さるお客様が
近頃増えてきて嬉しく思う今日この頃です。
名古屋地下鉄東山線 一社駅から徒歩7分ほどですが
駅からご連絡くださればお車でお迎えにあがります。
ご遠慮なくお電話下さいね。
お車のお客様も、駐車場完備しております。
カーナビで「名匠庵」または電話「052-772-4682」で
目的地として設定していただけます。
来月8月5日(土)6日(日)も名匠展開催いたします。
どうぞお越しください!
今月は「南の島のきもの」展というテーマでしたが
お嫁入りのお支度や色無地のご相談、
振袖の下見などフォーマルのご用命が多かったです。
と、いうわけで
企画のひとつ、「宮古上布の試着会」はあまり出番がなく
、、、、、スタッフ相手に試着体験実践中の図。
宮古上布試着はいつでも体験していただけますので
どうぞお申し付けください。
真夏の名匠展
毎日、暑いですね。
本日7月15日(土)・16日(日)の2日間
名古屋市名東区一社の
名匠庵本社で真夏の「文月名匠展」開催中です。
NHK 朝の連続ドラマ「ひよっこ」さながら
昭和の扇風機を会場に置いてみました。
こちら東芝製。
ちゃんと動きます!
が経年劣化による安全性を考慮して今では
オブジェと化しています。
もうひとつ
こちらはMITSUBISHI製。
さらに昭和レトロな風情です。
さて、肝心の名匠展ですが
今月は「南の島のきもの展」。
芭蕉布や宮古上布など品数は少ないながら
沖縄や九州の染織作品を展示販売しています。
本場琉球 南風原 花織(はえばる はなおり)着尺
参考上代 860,000円 (税別) (加工・裏地・お仕立別)
植物などで染められた多彩な花糸を
南風原町独自の花織、浮織りの技法で織られ、
立体感のある浮き柄が目を引きます。
かつて母から娘へと伝承されてきた
南風原花織の技法は
2017年、国の伝統的工芸品に指定されました。
渋さの中に愛らしさのある花織を
ぜひお手にとってご覧ください。
また、今回は
「トンボの羽根のよう」と例えられる
宮古上布の軽やかな着心地を
試着体験で体感していただけます。
ご来場予約は不要です。
名東区一社 名匠庵へどうぞお立ち寄りください。
→アクセス
【名匠展】7月の催し「文月 名匠展」平成29年7月15日(土)・16日(日) –「南の島のきもの」展 –
名匠展 7月の催しのご案内「南の島のきもの」展
と き : 平成29年 7月15日(土)・16日(日) 10時〜17時
ところ : 特選きもの「名匠庵」(名古屋市名東区平和が丘4丁目299 → MAP)
「南の島のきもの」展
芭蕉布、宮古上布、
琉球紅型、八重山ミンサー、
大島紬、、、。
出品数は少ないながら
沖縄、九州の染織作品を
展示販売いたします。
合わせて盛夏のきものと小物もご覧いただけます。
〈おしなぶれ〉
□ きもの・帯各種
振袖・黒留袖・色留袖・訪問着・付け下げ・色無地・小紋・袋帯・名古屋帯・長襦袢・お宮参りきもの・七五三きもの・全国産地紬・喪服類・和装小物・和のインテリアなど
□ きもの相談会
きものお手入れ(クリーニング)・染め替え・ご寸法直し
コーディネートや着付のコツなど、ご相談いただけます。
〈草履鼻緒すげ職人来場〉
草履の底ゴム取り替え・鼻緒すげ直しなど、はきやすく調整いたします。(一部有料)
お手持ちの草履、下駄をお持ちください。
草履修理、鼻緒すげ替えなどご相談お受けいたします。
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特別企画 「宮古上布試着体験」
「トンボの羽のような軽さ」
と言われる宮古上布。
肩からはおっていただき
その軽さをご体感下さい。
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※「名匠展」はご来場ご予約不要ですが、あらかじめご覧になりたいものなどがございましたらメールかお電話にてお知らせいただけましたら幸いです。
<お問い合わせ先>
名匠庵 本社ショールーム
〒465-0097 名古屋市名東区平和が丘4丁目299
TEL. 052-772-4682
FAX. 052-776-5800
地下鉄東山線 一社駅から徒歩7分
一社駅(北口)からご連絡くだされば、お車にてお迎えにあがります。お気軽にお問い合わせください。
駐車場 10台有
きものと長襦袢の相性 〜盛夏の絽きもの編〜
きものと長襦袢、
大切なのは色合わせだけではありません。
特に 初夏から盛夏、
秋口にかけて徐々に変化していくきものの素材に、
長襦袢も合わせていきましょう。
「盛夏の取り合わせ 絽のきもの編」
7月、8月の盛夏、
「絽の着物」には「絽の長襦袢」が定番です。
紬のしゃっきり感とはまた違う優しい印象の着姿になります。
正絹 絽訪問着 280,000円(税別) 加工、仕立代別
正絹 絽長襦袢 43,000円(税別) 半衿、仕立代別
半衿は正絹の絽の半衿をつけます。
ただし最近は化繊の半衿にも
良い質感のものがあります。
何度か洗っても白の色や風合いが変わりませんので
こちらもお試し下さい。
東レ シルックバイヤス絽半衿 1,500円 税別
盛夏の、やわらかいきものに合う長襦袢は他にも
正絹 紋紗長襦袢 63,000円(税別) 半衿 仕立代別
紗織に夏らしい柄が織り込まれています。
薄手のきものからこの紋柄が透けるように
コーディネートする着方もあります。
さらに最近のおすすめとしては、
正絹 紗ストレッチ長襦袢 63,000円(税別)半衿 仕立代別
この「紗ストレッチ長襦袢」は、
京都のメーカー「トキワ商事」さんが
夏の長襦袢にありがちなヒップあたりの破れ対策に
日頃きものをよく着る係員が実際に着用し、
なんども強度を確かめて製作した自信作です。
しなやかな紗地で肌触りが良く、
きものの着姿が柔らかな印象になります。
正絹でありながら体の動きに合わせ伸縮し、
破れにくくなっています。
写真のブルーグレー、ピンクの他
白色もございます。
その他洗える長襦袢、
ニ部式長襦袢など
各種ご相談いただけます。
盛夏のきものについてのご相談、ご用命は
お電話またはメールにてご連絡ください。
更紗の絹布展
6月29日(木)〜7月5日(水)まで
愛知県豊橋市ほの国百貨店7階美術画廊で
「更紗の絹布」展を開催しています。
美術画廊で催しを、とお話しをいただき
名匠庵社長がこれまで仕入れた商品の中から
「更紗柄」にスポットを当て、展示しています。
展示品の中から一点。
木版刷更紗染作家 景山雅史作 染なごや帯
景山雅史さんのプロフィール
1946年 京都生まれ
1978年 タイで更紗に出会い衝撃を受ける
1980年 京紅型の栗山吉三郎さんに師事し
木版更紗の創作活動に入る
1982年 染色作家展入選
以後現在までCMや舞台衣裳を手がけるなど幅広く
活動していらっしゃいます。
その他会場には
好丹詩一珍染の更紗模様の作品、
ストール、
バックなど
数多く展示しています。
もちろんご試着、ご購入いただけますので
ぜひご来場ください。
会期中・会期後のお問い合わせは
愛知県豊橋市駅前大通り2-10
ほの国百貨店7階特選きものサロン
直通電話 0532-55-1240
までどうぞ。
きものと長襦袢の相性 〜盛夏の紬編 〜
きものと長襦袢、
大切なのは色合わせだけではありません。
特に 初夏から盛夏、
秋口にかけて徐々に変化していくきものの素材に、
長襦袢も合わせていきましょう。
季節ごとに少しづつ、ご紹介していきますね。
「盛夏の取り合わせ 紬編」
盛夏のきものは「シワになりやすい」素材が多いのですが
上手に付き合えばシャキッとした着心地で
暑いながら気持ちよく過ごせます。
注意点として、特に麻など、
「シワになりやすい」素材の「きもの」を着た時、
「シワになりにくい」素材の「長襦袢」を着ると
きものだけがシワで縮んで、
袖口から長襦袢の袖が出てしまうことがあります。
例えば
シワになる「麻のきもの」+シワになりにくい「正絹絽長襦袢」
この組み合わせですと、着てしばらくは良いのですが、
動いているうちにだんだんこうなりがちです。
(私物を試しに着てみます)
シワになりやすいきものの時は
同じく麻などの素材の長襦袢合わせることをおすすめします。
シワになる「麻のきもの」+同じく「麻の長襦袢」
この組み合わせでは
どちらも同じようにシワになるので長襦袢が
袖口から出てきません。
名匠庵の商品で組み合わせしてみます。
季節のきもの「シワも味のうち」で掲載した
本麻手織の「能登上布」に「本麻絽の長襦袢」を。
□ 石川県指定無形文化財 本麻手織 能登上布
織元 山崎 仁一
手織かすり 麻100%
長さ 13・8m
参考上代780,000円(税別) ロウ引き他加工、仕立別
□ 小千谷麻絽襦袢 NO 4 白色
長さ10.5m 麻100%
参考上代 63,000円(税別) 半衿、仕立別
この組み合わせを初夏に。
そして長襦袢の色を生成色にすると
□ 小千谷麻絽襦袢 NO 3 生成色
長さ10.5m 麻100%
参考上代 63,000円(税別) 半衿、仕立別
長襦袢の色を変えるだけで
夏の終わりの落ち着いた気配がほんのり伝わる、、、
気がしますね。
その他、麻の長襦袢として
□ 麻紗長襦袢 白色 麻100%
流水など地紋柄入り
参考上代 32,000円 (税別)半衿、仕立別
こちらは織柄で流水などの涼しげな柄入りです。
透けるきものに合わせて
柄の透け感を楽しむ、という着方もあります。
シワも味のうち
夏のきものには、そう思える(思いたい?)素材の
きものがあります。
麻、綿麻、芭蕉布、絹芭蕉、
極細い麻糸で織られた上布、、、。
例えば能登上布。
石川県指定無形文化財 本麻手織 能登上布
織元 山崎 仁一
手織かすり 麻100%
長さ 13・8m
シワも味のうち。
シワのおかげで、
きものが体にまとわりつかず風が入る、、、。
とは言ってもあまりにきものがシワシワでは
かっこ悪いですし、
感じよく涼やかに着こなしたいですよね。
きもののシワは、
麻など、
素材そのものの特性でシワになりやすい、
という事の他に、
汗が原因でついてしまうシワもあります。
汗で湿っている時に座ったり、
腕を曲げていたりするとシワがしっかりついてしまいます。
対策としては
①汗がきものにひびかないように
通気性の良い肌着を着ること
②ステテコを履くこと
③透けないようならきものの腰から下に
居敷当てをつけること
④座る時、きものを手で整えながら
シワに気をつけて座ること
などで、同じシワでも上手にシワがつくと思います。
麻の着物についてしまったシワは
脱いだ後ハンガーにかけ、
霧吹きでたっぷり水を含ませ、
手できものを叩いてシワを伸ばし、
陰干しします。
(麻は擦ると毛羽立ちますのでご注意ください。)
こういったシワになりやすいきものには
長襦袢との組み合わせも大切です。
詳しくは
「季節のきもの 」ページの
「きものと長襦袢の相性 盛夏の紬編」をご覧下さい。